最近の火山活動とは? わかりやすく解説

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最近の火山活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 03:12 UTC 版)

伽藍岳」の記事における「最近の火山活動」の解説

867年噴火記録以降噴火記録はない。火口がある周辺シリカ露天掘り鉱山跡であり、1966年頃には珪酸白土鉱床が「別府白土」の名称で採掘されていたが、海外からの安価なシリカ鉱石輸入押され1990年代廃坑となっている(別府白土砿業株式会社塚原鉱山)。噴気帯をもつ地獄塚原地獄)と認識されていたが、1995年パワーショベル作業中に一部陥没し熱泥が噴出するようになった。熱泥の噴出部分年々拡大し2008年現在、直径10メートル以上成長し火口形成している。火口内には熱泥が滞留しており、気象庁泥火山分類している。塚原地獄のちょう反対側が別府温泉明礬地区相当し同地区熱源になっているのが、この鶴見岳・伽藍岳である。 火口周辺にも噴気出現し、元からあった噴気帯は陥没恐れ出てきた為、入場禁止となった火口部分塚原温泉から徒歩3分で到達できるが、近年入場有料化された。 気象庁2009年度補正予算により伽藍岳山麓伽藍岳山頂から2〜3km)に短周期地震計地上型)、GPS及び検知網を整備したまた、大分県伽藍岳山麓伽藍岳山頂から6km)に監視カメラ設置している。伽藍岳直下5km存在する比抵抗領域地震の空白域にもあたり、マグマ存在示唆される

※この「最近の火山活動」の解説は、「伽藍岳」の解説の一部です。
「最近の火山活動」を含む「伽藍岳」の記事については、「伽藍岳」の概要を参照ください。

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