昇圧と長編成化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 12:46 UTC 版)
「阪急3000系電車」の記事における「昇圧と長編成化」の解説
1967年10月8日、神戸線の架線電圧は1500Vへ昇圧された。神戸線では翌1968年に1500V専用の5000系投入と1010系・1100系の1500V改造車の出場に伴い、宝塚線の昇圧に備えて3000系の一部が600Vに戻され、同線の昇圧実施に対応した。宝塚線の昇圧は1969年8月24日に実施され、阪急全線の架線電圧が統一された。 梅田駅の神戸線新ホーム完成とともに神戸線・宝塚線の長編成化が進められ、2000系・2021系・2100系の7両編成化に伴う付随車の余剰が発生した。余剰車は3000系の増結に使用され、1967年12月に2153・2155・2160が、翌1968年12月に2061・2063・2163・2080が3000系6両編成に1両ずつ組み込まれた。1969年4月には同年新造の3561が3074編成に組み込まれ、3000系は全編成が7両編成となった。 8両編成運転は神戸線で1968年12月より、宝塚線では1969年12月よりそれぞれ開始された。3000系は1969年から1980年までに8両編成化が行われ、2021系が編入された。3100系も冷房化と並行して1978年から1979年まで8両編成化が行われた。 2021系は電装解除で全車が付随車となり、3000系・3100系のほか5000系、2000系等の付随車として編入され、系列呼称も2071系に変更された。
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