日本語版歌集とは? わかりやすく解説

日本語版歌集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 17:21 UTC 版)

末日聖徒イエス・キリスト教会賛美歌」の記事における「日本語版歌集」の解説

日本への伝道1901年開始され1903年頃から賛美歌和訳試み始まった大和田建樹ら 3人の日本人詩人翻訳依頼したとされる。しかし、日本語は英語より音節数が多く、元のメロディー合わせて歌うことはできなかった。そのため、伝道部ホレス・S・エンサイン日本語歌詞に合う曲を自作した最初日本語賛美歌集は、1905年6月に 『末日聖徒讃美歌』 として発行された (66曲。楽譜旋律のみの譜で、エンサイン自作曲)。 1905年日本語賛美歌集は、アメリカから派遣される宣教師にとっては馴染みのない曲ばかりで、使用不都合きたした。そのため、1914年から原曲歌え新し賛美歌集の翻訳始められた。当時早稲田大学学生であった高木五郎によって 150曲、ロイド・O・アイビーおよび山根藤七によって 70曲が翻訳され1915年12月新しい 『末日聖徒讃美歌』 が発行された (220曲)。これは、1909年英語版歌集日曜学校歌集) が底本となった1924年アメリカ人宣教師らは日本から引き揚げ日本での伝道活動中止された。第二次世界大戦後活動再開され1948年英語版歌集底本とする新し日本語歌集1960年12月発行された (紺色表紙299曲)。訳者は、高木五郎とその娘 柳田聡子である。 その後1985年現行の英語版歌集緑色表紙) が発行されたのに伴い、日本語版歌集も改訂され1989年11月に 『末日聖徒イエス・キリスト教会賛美歌』 (緑色表紙200曲) として発行された。翻訳参加した柳田聡子によれば200曲の選曲当たっては、日本各地教会アンケート取ったという。

※この「日本語版歌集」の解説は、「末日聖徒イエス・キリスト教会賛美歌」の解説の一部です。
「日本語版歌集」を含む「末日聖徒イエス・キリスト教会賛美歌」の記事については、「末日聖徒イエス・キリスト教会賛美歌」の概要を参照ください。

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