日本初の"コモンレーベル"として企画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 06:57 UTC 版)
「きいちろ」の記事における「日本初の"コモンレーベル"として企画」の解説
国家公務員として長年経験を積み、社会や市場を見る目がそれ相応に肥えてきた段階で、ポピュラー音楽の世界にほんの一歩ではあるが、本格的に足を踏み入れたことで、我が国のポピュラー音楽を取り巻く社会や市場に、多くの深刻、かつ改善、改革すべき課題があることに気づき、それらの課題について、少しでも改善、改革の道が拓かれるよう、できることから‘一歩ずつ一歩ずつ’小さな一歩を積み重ね、それが糸口となって、いずれ多くの人々の賛同、協働を得て、大きな市場のうねりを惹起し、より懐深く持続的に発展できるポピュラー音楽界を創生することを志向し、その実行のための団体として、従来のレーベル概念を越えた“コモンレーベル”であるS&Lミュージックの発足を企画するに至った旨、同レーベル公式サイトで表明している。 この"コモンレーベル"の基本的な考え方として、①一定レベルの実力を有する真摯なアーティストの自由意志に基づく網羅的な登録(アーティストの社会的認知)、②アーティストの著作権の扱いを適正化する環境整備(基本財産である著作権の保護)、③アーティストの活動を支援する音楽出版社、音楽制作会社等との的確な連携(実力に応じて相応しい活躍ができる環境整備)、④レーベルの取組み自体は非営利かつ民間音楽市場に対して中立(社会インフラ、市場基盤の整備を担う行政的役割を果たす存在)の4本柱を掲げている。 なお、レーベル名称中の“S&L”は、自身考案の造語である“S&L市場”(Salaryman,Student,Silver&Localを主な需要層とするポピュラー音楽市場の意)から採ったものである。
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