日本初のship to ship方式のLNGバンカリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 11:52 UTC 版)
「かぐや (船)」の記事における「日本初のship to ship方式のLNGバンカリング」の解説
川崎重工から引き渡された本船は、2020年、日本初のship to ship方式のLNGバンカリングを実施した。日本郵船は、日本初のLNG燃料自動車専用船を発注しており、これが2020年9月に「SAKURA LEADER」と命名され、三河港にある新来島豊橋造船の建造岸壁に係留されていた。「かぐや」は、四日市港にあるJERA 川越火力発電所でLNGを積み込んだ後、10月20日、三河港で「SAKURA LEADER」に接舷し、日本で初めてship to ship方式でLNGを供給した。28日、「SAKURA LEADER」は竣工し、日本郵船に引き渡された。同船はトヨタ自動車などの完成車の輸送に従事するとのことである。 2021年時点では、日本郵船が「SAKURA LEADER」を含め20隻のLNG燃料自動車専用船を新造する方針を公表している。川崎汽船は3月にLNG燃料自動車専用船「CENTURY HIGHWAY GREEN」の引渡しを受けたところである。「かぐや」は同月、「CENTURY HIGHWAY GREEN」にもLNGを供給した。今後、LNG燃料船が新造されるにつれて、「かぐや」が活躍する機会が増えるものと期待されている。
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