日本初の24時間運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 10:00 UTC 版)
1988年、道は新長期総合計画にて国際航空貨物の拠点を目指して「国際エアカーゴ基地構想」を掲げ、1991年から24時間運用体制の実現に向けて地元と協議を開始した。その結果1994年4月に、深夜時間帯(22時 - 翌朝7時)を、1日につき貨物便6便を限度に運用することで合意。日本の空港で初となる24時間運用は同年6月24日から始まり、30日早朝に1番機が到着した。1998年7月には、深夜発着枠6便の中に旅客便を含める弾力的な運用に変更された。2010年12月時点では、深夜発着枠は国内旅客便(4便)、国内貨物便(2便。運休日あり)によってほぼすべて使用された。 2013年12月には、道が地元に、深夜発着枠の30便拡大を提案。協議の結果、30便のうち24便は22時から0時と6時から7時の発着、6便は従来通り0時から6時の発着とすること、住宅の防音対策を行うこと、道の駅ウトナイ湖で地域振興策を行うなどの内容で、2015年2月に苫小牧市側、同年8月には千歳市側の住民と合意。同年10月から運用が開始された。
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