日本以外のメーカーからの販売
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/13 02:21 UTC 版)
「機甲師団シリーズ」の記事における「日本以外のメーカーからの販売」の解説
1980 - 1990年代には韓国のアカデミー科学や、日中合弁企業で、昔のバンダイの通称「バンザイマーク」を社章としたフーマン(福萬=福建省万代)で生産され、特に後者は現在の中国人ミリタリーモデラーの育成に一役買っている。また、一部はシンガポールのHobby Bounties(往年の英国模型メーカーの商標「フロッグ」を買い取った企業。以下「フロッグ」)からも販売された。これらは海賊版であると誤解されることもあるが、ほとんどはバンダイが作ったオリジナル金型を用いた製品である。しかし、フーマン時代に十分なメンテナンスをせずに大量生産を続けたため金型が痛み、全体にモールドが甘くなったり合わせが悪くなった他、(フロッグの社長の談によると)一部は修理不可能なまでに損傷した。またフロッグ版のウィリスジープなどはオリジナル金型からバンダイ本社に無許可(フーマンに対して無許可であるかは定かではない)でコピーしたものであるが、バリの大量に発生したフーマン版(2005年に再発売計画のためにバンダイがチェックした時はそうでもない)よりは良好な状態である。 アカデミー科学とフーマンのパッケージはバンダイのものを基にしており、1980に再発売されたものは三面図版、それ以外は初期のものを使用している。フロッグはパッケージのデザイン、箱絵とも独自のものを使用している。また日本国内版では、ランナーのタグや車体底面にある刻印が、バンダイのマークや社名と"Made in Japan"であったが、フーマン版では、"Made in China"に変更されている。
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