日本以外のボランティアベースの消防組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 16:40 UTC 版)
「消防団」の記事における「日本以外のボランティアベースの消防組織」の解説
ドイツの消防団の活動を讃えた記念切手 アメリカの消防団による事故車両からの救出訓練 アメリカの消防団専用の消防署 日本以外にも民間人を中心としたボランティア的消防機関の制度を設けている国は多い。 最も制度が整備されている国の一つがドイツであり、人員約100万人と3万台以上の消防車両を保有する。アメリカの消防団は約80万人程であるが、教育訓練が非常に充実している。また常勤の消防職員とボランティアの消防団員が一緒に同じ消防署へ詰める地域もあり、他の国に比べて専任性が高い。また災害発生時は陸軍州兵(35万人)も動員される。 中国では約300万人、フランスでは約20万人、韓国では約8万人となっている。 その他、ボランティアによる消防組織を編成せず、郷土防衛隊の活動とする国も多い。世界の各国と比較してみると、日本も約90万人の人員と消防車両15000台以上の装備を整備しており、ボランティアの消防制度が最も充実している国の一つに挙げられる。
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