日本の春
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 08:09 UTC 版)
日本列島では3月上旬頃までは北日本や山間部を中心に余寒(よかん)と呼ばれる冬の寒さが残り、まだ降雪と積雪や路面凍結も残る。初春の3月中旬から気温は急激に上がり北日本と山間部を除いて、気温は16~20℃まで上がる日が増え、暖かくなる。[要出典]冬枯れの雑草が緑色に変色し若草が生え、樹木に新芽が出始める。 また冬の各季節現象が終わりを告げ、雪が完全に止む終雪、霜が降りなくなる終霜、氷が張らなくなる終氷の時期ともなり、春の訪れを感じさせるようになる。ただし、年によっては寒気の南下や南岸低気圧の影響で季節外れの遅い降雪や凍結になることがある。また、北日本や北信越地方を中心に春分以降も寒の戻り等で降雪が観測される年もある。そして、3月後半には南日本からサクラの花が咲き始める。春本番の仲春から晩春の4月から5月前半にかけてはチューリップ、ツツジ、フジ等といった多種多様な春の花が咲き始め、樹木・雑草が緑で青々とし始める新緑の時期となる。
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