日本における現在の年賀切手
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「年賀切手」の記事における「日本における現在の年賀切手」の解説
戦後になり、年賀切手が発行されたのは「昭和24年用年賀切手」で1948年12月13日に発行された。しかし翌年の「昭和25年用年賀切手」が発行されたのは、1950年2月1日と新年が明けて相当日数が経過した日であった。これは年賀切手が1949年12月に発行されたお年玉付郵便はがきの末等景品にお年玉切手シート(切手小型シート)が採用されたが、年賀切手は年賀はがきの景品に収めるために発行されていたためである。そのため、年賀切手と題されていたが年賀の挨拶には使えない切手であった。この年賀状に使えない年賀切手は、私製年賀郵便に使えるようにするため、1954年用年賀切手から前年の12月(2020年現在は概ね10月下旬頃)に発行されるようになってから解消された。 1989年からは、年賀はがきと同様にくじが付いた封書用の年賀切手が発行された。また1990年からは私製葉書用の額面のくじ付き切手が発行されるようになった。1992年以降の現在は葉書用、封書用にくわえくじ付きの寄附金付き切手の封書用と葉書用の4種類が発行されているほか、近年では大口に限定されるがオリジナルデザインの年賀切手も作成も可能である。 また、2014年以降(2015年用年賀切手以降)より海外用宛ての差額用18円海外グリーティング切手が発売された。
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