日本における王氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 06:51 UTC 版)
「王 (皇族)#王氏としての王」も参照 王氏は諸王の集団であり、令制では天皇の孫(二世)から皇玄孫(四世)までを範囲としていた。慶雲3年(706年)に五世王まで拡大されるが、貞観12年(870年)に諸王の数が429名に定められた。嵯峨天皇以降は臣籍降下が増え、諸王の数は減少する。推挙は第一親王(親王の中で官位の最も高い者)の役割だったが、院政期になると法親王制の確立により親王がいなくなり、花山天皇の子孫で神祇伯を世襲した白川伯王家が、是定(王氏長者)として氏爵を行うようになった。
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