日本で作曲された奉祝曲
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「皇紀2600年奉祝曲」の記事における「日本で作曲された奉祝曲」の解説
日本国内でも紀元2600年を祝う曲が作られ、演奏された。すでに前年の1939年(昭和14年)には新響が主催して紀元2600年を祝う管弦楽曲を公募し、14作品の応募があったが、審査員の信時潔、諸井三郎、ヨーゼフ・ローゼンシュトック他の審査の結果当選なしとなった。そのほか、日本中央文化連盟などが奉祝曲を募集し、いくつかの演奏会で披露された。 主な日本の奉祝曲 森義八郎:紀元二千六百年 信時潔:紀元二千六百年頌歌、交声曲「海道東征」 伊福部昭:交響舞曲「越天楽」 早坂文雄:「序曲二調」 橋本國彦:交響曲第一番 箕作秋吉(秋吉元作名義で発表):序曲「大地を歩む」 清瀬保二:「日本舞踊組曲」 大木正夫:「羽衣」 大沼哲:「大歓喜」 斉藤丑松:大行進曲「大日本」、行進曲「紀元二千六百年」(森義八郎の「紀元二千六百年」をトリオに使った行進曲) 陸軍戸山学校軍楽隊:行進曲「大日本」(斉藤丑松作曲の物とは別) 山田耕筰:歌劇「黒船」(初演時は「夜明け」) 市川都志春:交響組曲「春苑」 宮城道雄:祝典箏協奏曲、寄櫻祝(さくらによせるいわい)、大和の春 大澤壽人:交響曲第三番「建国の交響楽」、交声曲「万民奉祝譜」、交声曲「海の夜明け」 菅原明朗:紀元二六〇〇年の譜、交声曲「時宗」 尾高尚忠:ピアノ・ソナチネ 中山晋平:新民謡「建国音頭」 柳田義勝:新民謡「建国舞踊」 飯田信夫:舞踊曲「仏教東漸」
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