日本での空軍士官学校に相当する学校・施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 16:10 UTC 版)
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陸軍航空士官学校 陸軍飛行学校 海軍練習航空隊 航空自衛隊幹部候補生学校 - 1954年(昭和29年)9月、山口県防府市で開校 海上自衛隊教育航空隊、海上保安学校宮城分校、同北九州航空研修センターなど 第2次世界大戦前・中の陸軍若しくは海軍では陸軍航空士官学校のみが部外者からの(専ら空中勤務に従事する)将校養成機能を果たしていた。 その他の学校では、既に採用されている者の中から選抜されて教育・訓練を受ける形になっていた。陸士や海兵出身者が航空業務に携わりたい場合は前述の方法にて、操縦員や偵察員に育成された。 海軍で有名な予科練はあくまでも、即戦力となる搭乗員養成に主眼を置いた施設である為、全課程修了時には下士官となる。ただし、進級により中堅幹部の士官待遇(准士官、特務士官)へはもちろん、将来的に高級幹部、はたまた将官となるべく、特選にて正式な士官への登用も図られていたが、実現したのは十名程度であった。 第2次世界大戦後の陸上自衛隊、海上自衛隊や航空自衛隊では「将校」や「士官」に代わって「幹部自衛官」の語が用いられていることから、空軍士官学校に相当する学校を「防衛大学校」や「幹部候補生学校(幹部候補生(飛行要員))」と呼称している(幹部学校は幹部候補生教育のための学校ではない)。
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