施設の拡大と周囲への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 04:32 UTC 版)
「立川町の風力発電」の記事における「施設の拡大と周囲への影響」の解説
以後はシンボル風車の周辺を「風車村」として施設整備を図り、1995年(平成7年)に資料室や体験コーナー、多目的アリーナ、売店などを併設した「ウィンドーム立川」がオープン。遊具広場、風力発電で充電した子供用のバッテリーカー広場なども整備され、観光や社会教育を兼ね備えた施設となった。年間に約4万人の来訪者があり、県外からの視察団も多く訪れている。シンボルモニュメントとして「風の造形作家」新宮晋による作品を設置している。 1994年(平成6年)には「第1回全国『風』サミット」を立川町で開催。全国から風をテーマに地域活性化を進めている12市町村が参加した。各市町村による風を利用した活性化構想や意見交換、産学官の風力発電に関心を持つ事業者が集う場として、以後も全国持ち回りで行われている。2015年(平成27年)には第18回サミットを合併後の庄内町として行った。 また、国内の風力発電の開発や普及を促進するため、立川町が中心となって風力発電や再生可能エネルギーに関心のある自治体を集め、1996年(平成8年)に「風力発電推進市町村全国協議会」が結成された。設立から10周年を迎えた2005年には加盟市町村が71に達している。
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