新 窓をあけて九州とは? わかりやすく解説

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窓をあけて九州

(新 窓をあけて九州 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/29 17:29 UTC 版)

九電グループpresents
新 窓をあけて九州
ジャンル ドキュメンタリー番組
出演者 週替わり
製作
制作 RKB毎日放送(幹事局)
長崎放送
熊本放送
大分放送
宮崎放送
南日本放送
放送
音声形式 ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間 2016年4月3日 -
放送時間 日曜 10:00 - 10:15
放送分 15分
公式サイト
開始から1989年9月24日まで
放送期間 1979年10月7日 - 1989年9月24日
放送時間 日曜日9:30 - 9:45
放送分 15分
1989年10月1日から2012年3月25日まで
放送期間 1989年10月1日 - 2012年3月25日
放送時間 日曜日10:00 - 10:15
放送分 15分
新 窓をあけて九州
2016年4月3日から
オープニング 古澤巌「FULLHOUSE」
放送期間 2016年4月3日 -
放送時間 日曜日10:00 - 10:15
放送分 15分

特記事項:
e-JNN九州JNN系列)6局が持ち回りで制作。
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窓をあけて九州』(まどをあけてきゅうしゅう)は、1979年10月7日から2012年3月25日まで九州地方のe-JNN6局(RKB毎日放送長崎放送熊本放送大分放送宮崎放送南日本放送)で放送されたドキュメンタリー番組である。

本項では、後継番組である『新 窓をあけて九州』(しん まどをあけてきゅうしゅう)についても記述する。現在の正式タイトル名は『九電グループpresents 新 窓をあけて九州』(きゅうでんグループプレゼンツ しん まどをあけてきゅうしゅう、過去は九州電力グループpresents表記)。

概要

1979年10月7日に放送を開始し、2019年には放送40周年を迎えた長寿番組である。番組は九州地方で活動する人物にスポットライトを当て、彼らが様々な分野で活躍する様子をドキュメンタリーで綴っていた[1]。番組制作はネット局が持ち回りで担当し、1局あたり年間で8本制作していた[1]。1982年以降は年間放送作品を審査するコンクールがあり[1]、最優秀作品は年度末にアンコール放送されていた。また、過去に放送された作品は日本民間放送連盟賞やJNNネットワーク協議会賞を受賞したものも多数ある。

この番組は前身となる『九州再発見』(1967年放送開始)より九州電力一社提供で放送されていた[2][注 1]が、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)や東京電力福島第一原子力発電所事故による電力不足の影響、さらには自社の玄海原子力発電所佐賀県東松浦郡玄海町)再稼動を巡る九州電力やらせメール事件の発覚による不祥事で、震災以後は番組提供やCMの放送を見合わせることが殆どとなった(特に番組提供は震災以後自粛していた)。そして玄海原子力発電所・川内原子力発電所鹿児島県薩摩川内市)の稼動停止に伴う経営悪化により九州電力がスポンサーを降板したため、番組は2012年3月25日放送分をもって終了し、32年半の放送に幕を閉じた[2]。その間の平均視聴率は7%から8%と推移していた[4]。後番組は『世界一の九州が始まる!』。

新 窓をあけて九州

2016年3月17日、九州電力はグループ会社3社(九電工九州通信ネットワーク(現:QTnet)キューデンインフォコム)と共同で4年ぶりに番組提供を再開し『新 窓をあけて九州』を同年4月3日から放送することを発表した[2][5][4]。この背景には2016年4月から始まった電力小売全面自由化によって、九電自体の企業イメージを向上させた上で、顧客を引き留めたいという狙いがあった[4]。『世界一の九州が始まる!』も継続して10:15 - 10:30に放送されるため、九州・沖縄のJNN系列では琉球放送を除いて日曜朝10時台にドキュメンタリー番組が2本連続することになった。

ネット局

放送対象地域 放送局 系列 放送時間(JST ネット状況 備考
福岡県 RKB毎日放送 TBS系列
e-JNN加盟
日曜 10:00 - 10:15 同時ネット
※RKB基準
幹事局
長崎県 長崎放送
熊本県 熊本放送 [注 2]
大分県 大分放送
宮崎県 宮崎放送
鹿児島県 南日本放送 [注 3]

参考

九州エリア外にあるTBS系列局[注 6]では、同時刻にTBS制作の『サンデージャポン』(10:00 - 11:22)が放送されている。本番組はe-JNN参加局のうち、テレビ山口[注 7]では、かつては中国ブロックの同種番組『ふれあいの道』(NTT中国グループ提供、1990年代まで放送。中国放送山陽放送[注 8]山陰放送と持ち回りで制作)の制作に参加していた。

脚注

出典

  1. ^ a b c 『MBC51~60年の軌跡 ~地域メディアとして~』p.104
  2. ^ a b c 下舞幸作「九電提供「窓をあけて九州」再開」『南日本新聞』2016年3月18日26面。
  3. ^ 宮崎放送開局三十周年記念事業委員会 編『宮崎放送三十年史』宮崎放送、1984年12月20日 pp.153-154
  4. ^ a b c 九電がTV番組スポンサー復帰、4年ぶり”. 読売新聞 (2016年3月18日). 2016年3月18日閲覧。
  5. ^ 九州電力グループによる提供番組「新 窓をあけて九州」の開始について”. 九州電力. 2016年3月18日閲覧。

注釈

  1. ^ 番組名が『新九州再発見』(1977年1月9日 - 1978年3月26日)および『出会いの朝・九州』(1978年4月2日 - 1979年9月30日)であった時代はオイルショックの影響で九州電力がスポンサーを降板していた[3]
  2. ^ 毎年2月第3日曜日は「熊本城マラソン」生中継放送のため、15:00 - 15:15の時差放送。
  3. ^ 毎年1月最終日曜日は『鹿児島県地区対抗女子駅伝競走大会』生中継放送のため、毎年3月第1日曜日は『鹿児島マラソン』生中継放送のため、15:00 - 15:15の時差放送。
  4. ^ 四国電力管轄地域のため、当該番組のネットが不可能であるため。
  5. ^ 沖縄電力管轄地域のため、当該番組のネットが不可能であるため。
  6. ^ テレビ高知[注 4]琉球放送[注 5]を除く。
  7. ^ 中国電力管轄地域のため、当該番組のネットが不可能であるため。
  8. ^ 現:RSK山陽放送

参考文献

  • 『MBC51〜60年の軌跡 〜地域メディアとして〜』南日本放送、2014年 pp.104-105

関連項目

外部リンク

e-JNN 日曜9時30分枠
前番組 番組名 次番組
出会いの朝・九州
(1978.4.2 - 1979.9.30)
窓をあけて九州
(1979.10.7 - 1989.9.24)
サンデーモーニング
(1989.10.1 - )
※本番組からTBS制作の全国ネット枠
e-JNN 日曜10時枠
前番組 番組名 次番組
仮面ライダーBLACK RX
(1988.10.23 - 1989.9.24)
※本番組まで毎日放送制作の全国ネット枠
窓をあけて九州
(1989.10.1 - 2012.3.25)
列車に乗って
(2012.4.1 - 2016.3.27)
e-JNN 日曜10時枠
列車に乗って
(2012.4.1 - 2016.3.27)
新 窓をあけて九州
(2016.4.3 - )
-
e-JNN 九州電力一社提供枠
前番組 番組名 次番組
-
窓をあけて九州
(1979.10.7 - 2012.3.25)

新 窓をあけて九州
(2016.4.3 - )
-
e-JNN ドキュメンタリー番組枠
前番組 番組名 次番組
出会いの朝・九州
(1978.4.2 - 1979.9.30)
窓をあけて九州
(1979.10.7 - 2012.3.25)
e-JNN ドキュメンタリー番組枠
世界一の九州が始まる!
(2012.4.1 - )
※番組は継続
新 窓をあけて九州
(2016.4.3 - )
-

新 窓をあけて九州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 14:33 UTC 版)

窓をあけて九州」の記事における「新 窓をあけて九州」の解説

2016年3月17日九州電力グループ会社3社(九電工九州通信ネットワーク(現:QTnet)・キューデンインフォコム)と共同4年ぶりに番組提供再開し『新 窓をあけて九州』を同年4月3日から放送することを発表した。この背景には2016年4月から始まった電力小売全面自由化によって、九電自体企業イメージを向上させた上でお客さん引き留めたいという狙いがあった。これにより、九州JNN系列では琉球放送除いて日曜朝10時台にドキュメンタリー番組が2本連続することになった

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