新直轄方式とは? わかりやすく解説

新直轄方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 07:13 UTC 版)

新直轄方式(しんちょっかつほうしき)は、高速自動車国道の建設において、高速道路会社によらない地方自治体の負担による新たな直轄事業のこと。


  1. ^ 道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部改正について - 国土交通省、2018年3月31日閲覧。
  2. ^ a b c d 高速自動車国道の評価結果について” (PDF). 国土交通省. 2017年12月16日閲覧。


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新直轄方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 05:09 UTC 版)

高速自動車国道」の記事における「新直轄方式」の解説

詳細は「新直轄方式」を参照 公団民営化による新規着工鈍化必至のなか、地方負担による新たなの手法が模索され、2003年平成15年12月25日開催され第1回国土開発幹線自動車道建設会議国幹会議)において、民営化後新会社による道路整備補完する手法として、地方にも費用負担させる「新たな直轄事業」が導入された。この場合建設費償還不要なため無料となる。これが新直轄方式である。この方式を採用して建設が行われる区間新直轄区間という。 この第1回国幹会議では、整備計画まで決定している区間のうち27区間699 kmが新直轄方式に変更されることが決まった。これを受け、2003年平成15年5月12日改正高速自動車国道法等が施行。国がその4分の3以上で政令定め割合を、残り都道府県政令指定都市費用負担するものと改正された。実際には、都道府県等の負担分については地方交付税措置重点配分(県の負担分の9割を地方債充当し、その元利償還金について地方交付税措置を行う)や高速道路後進地域対す補助等によりある程度まで抑えられる見通しとなっている。 なお、新直轄方式の「新」とは従来直轄事業である高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路(国と県の建設費負担は2対1)に対するものである国内第1号の新直轄方式は、北海道横断自動車道釧路線である。当初この路線は、従来方式での建設計画されていたが、近隣市町応分費用積極的に負担し完成を急ぐ必要があるという自発的な住民運動によって積極的に新直轄方式に変更した2007年平成19年9月には日本海沿岸東北自動車道本荘 - 岩城が新直轄方式としては初め開通した

※この「新直轄方式」の解説は、「高速自動車国道」の解説の一部です。
「新直轄方式」を含む「高速自動車国道」の記事については、「高速自動車国道」の概要を参照ください。

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