新狩勝トンネル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 23:42 UTC 版)
停車場・施設・接続路線凡例 ↑石勝線 根室本線→ トマム駅 串内信号場 落合駅 新狩勝トンネル 上落合信号場 新狩勝信号場 新得駅 新狩勝トンネルは、北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線・石勝線の鉄道トンネルである。トンネル内には上落合信号場が設けられ、同信号場から新得方は根室本線・石勝線の重複区間となっている。 1962年(昭和37年)3月30日に着工。1964年(昭和39年)8月8日に貫通し、1966年(昭和41年)9月30日、根室本線落合駅 - 新得駅間の狩勝峠の勾配を緩和するための新線の一部として開通した。このトンネル完成により、狩勝トンネルを通る線は営業廃止となった。 完成当初より、石勝線の分岐を想定し、上落合信号場で落合駅方・トマム駅方の二股に分かれる構造となっており、1981年(昭和56年)10月1日から石勝線側の供用が行われている。また、断面は将来の交流電化を考慮したものとしている。 長さは根室本線側5,790m、石勝線側5,810mで、根室本線では最長、石勝線のトンネルとしては新登川トンネルに次いで2番目に長い。分岐部分の763mは複線形となっており、勾配は12‰に緩和されている。
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