新昭和版アニメのブラックゴースト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 11:39 UTC 版)
「サイボーグ009の登場人物」の記事における「新昭和版アニメのブラックゴースト」の解説
ガンダールとオーディンについては、#新昭和版アニメのブラックゴースト関係者を参照。 キラードス 声 - 渡部猛 ネオ・ブラックゴーストの隊長で死体解剖の権威とまで言われた博士。死体に特殊なエネルギーを与えて思い通りに操る死体改造人間「ゾンビーグ」を開発、ゾンビーグを使ってゼロゼロナンバーたちを襲撃するが失敗。ブラフマーたちから粛清されるのを恐れ、現在の待遇に不満を持つガモ・ウィスキー博士と結託し彼ら三兄弟の弱点を探ろうとする。 なお、ネオ・ブラックゴーストを裏切るよう居丈高にガモをそそのかしておきながら、自らの身にネオ・ブラックゴーストの粛清が迫ると全責任をガモに押し付けて卑屈に許しを乞うなど、性格的にはかなりのゲスである。 ブラフマー(声:古川登志夫)、ヴィシュヌ(声:田中祟)、シヴァ(声:戸谷公次) ネオ・ブラックゴーストの首領で三つ子のサイボーグ。頭の一部が透けて脳髄や機械が剥き出しになっているのが特徴で、黒衣をまとい中央が剥き出しになっているのがブラフマー、赤衣をまとい左半分が露出しているのがヴィシュヌ、青衣をまとい右半分が露出しているのがシヴァである。三人とも冷酷かつ厳粛で部下の失敗を許さず、ネオ・ブラックゴーストを恐怖で支配している。なお、末弟のシヴァだけが他の二人と時折意見を違え、単独行動を取ることがある。三つ子の連帯感とサイボーグとしての脅威で幹部や部下たちの支持を得、邪魔な幹部を粛清することで首領の座へ上り詰めた。 元々はヒマラヤの山村を牛耳っていた悪徳行者の息子たちである三つ子の兄弟であり、3人とも001の父であるガモ・ウィスキー博士によって改造された。脳改造は001以上に行われており、001よりも強力な念動力を操る。一種の脳内リンクが形成されており、互いに情報を共有することや言葉を交わすことなく意思疎通を行うことが可能だが、兄弟の内、1人が身体にダメージを受けると他の2人もダメージを負ってしまう。終盤、聖人であるガンダールとも兄弟(厳密には分身)であることが判明し、彼がダメージを受けた時も影響を受ける。念動力だけでなく加速装置も内蔵されており、009たちが直接戦闘で勝利することは一度も無かった。 劇中ではあまり直接登場することはなく、主にゲストの悪役たちに裏から命令を下す黒幕としての出番が多かった。最終決戦の時は合体して009たちを叩きのめし、宇宙から人類を催眠電波で支配しようとしたが、ガンダールの捨て身の行動で滅びた。
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