新政治連合との統合新党結成へ
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「民主党 (韓国 2011-2014)」の記事における「新政治連合との統合新党結成へ」の解説
2014年3月2日、民主党代表の金ハンギルと新政治連合中央運営委員長である安哲秀は6月4日に予定されている統一地方選挙に向けて新党を結成することで電撃合意した。また合意事項として基礎選挙では政党公認を行わないことも表明した。 統合新党結成宣言の翌3日、民主党と新政治連合の双方からの参加者で構成された新党推進団会議と政務企画団会議が開催、統合新党結成にむけた作業を開始した。5日には、民主党代表の金ハンギルと新政治連合中央運営委員長である安哲秀を統合新党の共同代表とすること、両党から同数の役員で指導部を構成することで新政治連合と合意した。 新党結成方法について当初、新政治連合が正式結党されていないこと、民主党への吸収合併とのイメージを避けたい安陣営に配慮し、民主党と新政治連合の関係者が共同で参加する結党準備団が結成した新党に、民主党と新政治連合が合流する方法を想定していた。しかし、民主党が解散して新党に個別入党することを求めた新政治連合に対し、民主党は比例議席の承継や国庫補助金および党財産の整理問題から難色を示し「党対党」の合同を主張、隔たりがあった。7日、新党の結成方法については、新政治連合と民主党一部議員が新党を結成した後で、残りの民主党議員が新党に合流することで双方が合意。新政治連合と民主党の一部が共同発起人として党を結成し、民主党が政党を維持したままで新党に参加する「吸収合党」の方式が採られることになった。 3月16日、統合新党の創党発起人大会が行われ、金ハンギルが安哲秀と共に創党準備委員会の共同委員長に選出。21日の中央委員会総会で統合新党との合党と受任機関の設置が議決された。
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