文部科学副大臣だった期間に宮崎県の学校法人との会食
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 22:49 UTC 版)
「亀岡偉民」の記事における「文部科学副大臣だった期間に宮崎県の学校法人との会食」の解説
学校法人「豊栄学園」(宮崎県三股町)が、亀岡と藤原誠文科事務次官を、2015年から2019年にかけて繰り返し接待したとする記録を2021年3月22日に「しんぶん赤旗」が報じた。計14回会食があり、総額は約95万円にのぼった。会食の場所は都内の高級焼き肉店などで、1回の1人あたりの金額は約1万~2万8千円になる計算だった。 亀岡が文部科学副大臣だった期間にも会食の記録があり、2019年11月に清水理事長と亀岡、宮崎県幹部の出席で、同学園から計8万4千円が支払われたことになっている。 文科省は2018年4月、同学園が経営する都城東高校を、「教育課程特例校」に指定しており、2020年2月には、私立高校の産業教育施設を整えるための補助金約2400万円の交付を決定している。 豊栄学園の担当者は、国会議員や官僚らとの会食について、「理事長としては『これは今後のためになる』ということであれば、会うことは何の問題もない。学校のためになるとなれば、学校の経費から出す」と説明し、亀岡らとの会食費用については「(個別の会食について)言うことはできない」とした。 亀岡は、清水理事長とのたび重なる会食について「割り勘とか言ったりして、私が半分は出して、いつも交代、交代で昔から(会食を)やっている仲ですから」と主張。「一方的にごちそうになったことはない」と語り、接待ではないとの認識を示した。 藤原は、会食には亀岡氏の招待で出席したとして「行ったら、そこに(清水理事長が)いらっしゃったということ。(飲食代は)亀岡先生の負担だと聞いていた。文科省に届け出はしていない」と述べ、費用の支払いをしていないことを認めた。 萩生田光一文部科学相は3月23日の閣議後会見で、藤原誠事務次官が、文科省から補助金を受けている学校法人の理事長と亀岡の会食に同席していたことを認めた。
※この「文部科学副大臣だった期間に宮崎県の学校法人との会食」の解説は、「亀岡偉民」の解説の一部です。
「文部科学副大臣だった期間に宮崎県の学校法人との会食」を含む「亀岡偉民」の記事については、「亀岡偉民」の概要を参照ください。
- 文部科学副大臣だった期間に宮崎県の学校法人との会食のページへのリンク