文化五輪史
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「2020年東京オリンピック・パラリンピックの文化プログラム」の記事における「文化五輪史」の解説
オリンピックにおける文化プログラムは、1912年のストックホルムオリンピックから1948年のロンドンオリンピックまで合計7回の大会で正式競技として実施された芸術競技が原点となる。その後、1992年のバルセロナオリンピックから文化オリンピアードとして復活し、2012年のロンドンオリンピックにおいて、クーベルタン男爵の「The Olympics is the wedding of sport and art」の精神をより強く表現することが決議・実行された。 また、2010年のバンクーバーオリンピックでは冬季オリンピックとしては初の文化オリンピアードとして、デジタル文化オリンピアード(英語版)を採用し、デジタルアートを中心に映画や音楽の祭典を実施している。 一方で、1964年の東京オリンピックでは、スポーツに関係なく「五輪期間中に日本最高の芸術品を世界に紹介する」という方針を掲げ、美術部門4種目(古美術・近代美術・写真・切手)と芸能部門6種目(歌舞伎・文楽・雅楽・能楽・古典舞踊邦楽・民俗芸能)の展覧会・上演会が組織委員会主催で実施されたり 、1998年の長野オリンピックの際に障害者芸術(英語版)「アートパラリンピック展」が開催された経緯がある。
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