放送倫理・番組向上機構 (BPO)の回答要請
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「テレビアニメ」の記事における「放送倫理・番組向上機構 (BPO)の回答要請」の解説
自主規制の要となる団体から、回答要請が出ることは放送事業者にとって重要な意味を持っている。 2001年:『らいむいろ戦奇譚』 編成上の都合でアダルトゲームを原作としたアニメを18時台に放送したことに対し、独立局のサンテレビが回答要請を受けている。 2002年:『機動戦士ガンダムSEED』 性行為を思わせるシーンが18時に放送されたことに対し、製作局であるMBSが回答要請を受けている。2005年には続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が「放送と青少年に関する委員会」で議題となったが、回答要請までは至らなかった。 2014年:『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』 女子高生の自慰行為またはそれを想起させる内容がプライムタイム(22時台)で放送されたことで、TOKYO MX、サンテレビが回答要請を受けた。両放送局とも回答を待たずに第5話以降の放送を深夜枠へ変更した(BS11では最初から27時台で放送した)。 委員会は、民放連・放送基準第18条で記されている「児童および青少年の視聴に十分配慮する」時間帯が「21時まで」とされていることは踏まえた上で、一方、「21時を過ぎれば青少年への配慮をしなくてよいということではない」と結論付けた。
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