支線への転出と中間車化とは? わかりやすく解説

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支線への転出と中間車化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 23:42 UTC 版)

箕面有馬電気軌道1形電車」の記事における「支線への転出と中間車化」の解説

1930年代入り600形900形といった大型新造鋼製車導入神戸線から51形500形初代)転入してくると、収容力が劣る本形式は二線級扱いとなり、1930年1 - 6が、1935年には7 - 14客用扉にステップ取りつけ今津線転出した320形増備伴って1936年には15 - 1833の5両が箕面線となって小型37形40形置き換えた19 - 32その後宝塚線運用されていたが、500形2代目)最終増備車登場した1943年全車今津線転出し客用扉にステップ取りつけた。この間1939年には、当時在籍他形式同様、灯火管制工事実施している。 1944年には1 - 6電装解除するとともに運転台機器撤去して付随車化し51形中間車として4両から5両編成増強された梅田 - 池田間の運用中心に全線運用された。残った車両のうち今津線転出したものについては、90形とともに伊丹・甲陽の両線の運用にも充当されたほか、戦時中から戦後にかけて今津線600形連結して2両編成運行されたこともある。太平洋戦争末期1945年7月には空襲1025被災し廃車、その車籍を引き継いで920系943・944製作され手続き上は943・944更新改造されたことになっている1948年には19 - 2426 - 32付随車改造実施、この時点電動車として残ったのは7 - 911 - 183312両で、神戸線支線区や箕面線梅田 - 十三間の区間列車運用された。またこの頃乗降時の混雑緩和のために中央部客用扉を拡幅する改造行ったが、15のみこの改造受けていない。

※この「支線への転出と中間車化」の解説は、「箕面有馬電気軌道1形電車」の解説の一部です。
「支線への転出と中間車化」を含む「箕面有馬電気軌道1形電車」の記事については、「箕面有馬電気軌道1形電車」の概要を参照ください。

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