招き猫発祥の地とは? わかりやすく解説

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招き猫発祥の地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 13:59 UTC 版)

今戸神社」の記事における「招き猫発祥の地」の解説

戦前またはそれ以前遡って古文献には、招き猫発祥当社に関する文献上の記録言い伝え確認されておらず、招き猫当社との結びつきを示すものはない。近年になって招き猫発祥の地のひとつとして縁結びと結びつけ自ら名乗りをあげている。 江戸時代地誌武江年表』または日記藤岡屋日記』の嘉永5年1852年)の記述によれば浅草花川戸住んでいた老婆貧しさゆえに愛猫手放したが、夢枕にその現れ、「自分の姿を人形にしたら福徳授かると言ったので、そのの姿の人形今戸焼焼き物にして浅草寺境内三社権現(現浅草神社三社様鳥居横で売ったところ、たちまち評判になったという(今戸焼または丸〆猫参照)。 これが今戸神社が自ら招き猫発祥名乗る論拠であるが、同史料浅草寺浅草神社由来するものとしての記録であり、今戸神社(旧今戸八幡)との結びつきを示すものではない。平成招き猫ブームのと縁結びパワースポットブーム乗り今戸神社は自ら招き猫発祥の地として看板掲げるようになり、多く招き猫奉られるようになったが、本殿境内安置されている招き猫形状江戸明治期今戸焼招き猫とは何ら関係のないものであり、考証的には伝統的なものとは全く関わりのない、平成産物として見る必要がある。なお、本殿祀られている大型招き猫社務所から授与されている土焼き製、磁器製の招き猫ともども形状は、戦後常滑招き猫造形から影響を受けたもの考えられる

※この「招き猫発祥の地」の解説は、「今戸神社」の解説の一部です。
「招き猫発祥の地」を含む「今戸神社」の記事については、「今戸神社」の概要を参照ください。

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