来る福招き猫まつりとは? わかりやすく解説

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来る福招き猫まつり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/19 09:01 UTC 版)

伊勢市の来る福招き猫まつり(2013年(平成25年))

来る福招き猫まつり(くるふくまねきねこまつり)とは、毎年9月末ころに開かれる日本の祭りイベント

概要

1995年[1]、招き猫ファンの集まりである「日本招猫倶楽部」(東京。会員数約200人)が[2]毎年9月29日を「来る福」(くるふく)と読みなして「招き猫の日」と制定した[注釈 1][注釈 2]ことにちなみ、毎年9月29日前後の土日を中心に、三重県伊勢市愛知県瀬戸市長崎県島原市などで開催されている。

期間中、招き猫・関連グッズの販売、現代招き猫作家の作品展示、製作体験のほか、多くのイベントが行われる。

伊勢市おかげ横丁

1995年(平成7年)より、おかげ横丁ではさまざまな催しが行われている[3]。第1回は同年9月29日から10月10日まで、“招き猫の日”制定実行委員会と日本招猫倶楽部の主催で開催[4]

獅子舞風の「猫舞」が披露されるほか、観光客も参加して「にゃんちろりん♪総踊り」という踊りが行われる。飲食店では『来る福ニャンチ』というランチメニューが提供される。数量限定。

来る福招き猫まつり in 瀬戸

「アートで歩く瀬戸のまち」をキーワードに、1996年(平成8年)より市内各地でイベントが行われている。第1回は株式会社中外陶園(瀬戸市薬師町。鈴木政成社長)の主催[5]

第12回「来る福招き猫まつり in 瀬戸」は財団法人地域活性化センターによる「ふるさとイベント大賞」において優秀賞を受賞した[6]。瀬戸市の秋の観光キャンペーン「瀬戸へ行かんで、どこへ行く」に合わせて開催されている[7]

来る福招き猫まつり in 島原

喫茶店「しまばら水屋敷」(島原市万町)の主人が日本招猫倶楽部の協力の下、1998年(平成10年)より、しまばら水屋敷をメイン会場に行われている。

松屋菓子舗の期間限定饅頭、「来る福・島原ねこまん」が販売される。数量限定。

脚注

注釈

  1. ^ 日本記念日協会に登録されている
  2. ^ おかげ横丁が制定とする資料もある[3]

出典

  1. ^ 「招き猫まつり 福託す3万匹 伊勢・おかげ横丁で開幕」『読売新聞』2000年9月30日、中部朝刊、32面。
  2. ^ 「第2回来る福・招き猫展/山口・徳山市」『読売新聞』1998年10月2日、西部朝刊、31面。
  3. ^ a b 毎日新聞 1995.
  4. ^ 「来る福きっと…おいでおいで 内宮前おかげ横丁で“招き猫祭り”」『読売新聞』1995年9月29日、中部朝刊、1面。
  5. ^ 「招き猫、日本でアジアでなぜかブーム 商売の縁起物でいちばんの人気者」『読売新聞』1996年9月30日、東京朝刊、9面。
  6. ^ 「第12回ふるさとイベント大賞」優秀賞”. 財団法人地域活性化センター. 2012年7月22日閲覧。
  7. ^ 「招き猫が呼んでいる 瀬戸市が観光キャンペーン」『毎日新聞』1998年9月26日、愛知。

参考文献

  • 「9月29日は「招き猫記念日」 "来る福"イベント計画――伊勢神宮おかげ横丁」『毎日新聞』1995年9月25日、中部夕刊、8面。

関連項目

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