戦術マップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/15 07:31 UTC 版)
「メディーバル2:トータルウォー」の記事における「戦術マップ」の解説
トータルシリーズのもっとも特徴的なもので、最大数千人もの兵士による、実際の戦場さながらの戦闘が繰り広げられる。 戦術マップでは天候・地形・季節によって戦場の状況が変わり、キャンペーンでは戦略マップに応じた地形が表示される。 兵士達は実際の戦場さながらに、士気・疲れなどのパラメーターがシミュレートされ、様々な状況によって上下する。プレイヤーはそれに気を配りつつ、敵を撃破していかなければならない。特に士気は重要で、たとえ大軍であっても、士気が崩壊すれば無防備な壊走状態となり、追撃されることによって敵に無傷で倒される(捕虜化)事となる。また、陣形の形や厚さによって被害の状況も変わり、側面や後方には無防備な状態となる。 その為、兵士の兵科や質より、プレイヤーの腕がもっとも要求され、臨機応変に変わる戦場に次々と対応していかなければならない。 なお、補助としてAI行動も指示可能である。 グラフィックにおいて「メディーバル2」は前作より大幅に向上し、同じ部隊でも兵士一人一人が差別化され、同じ部隊で同じ顔の不気味な兵士の大軍という違和感がほとんどなくなっている。また、戦闘に関しても、兵士が止めを刺すところまで精密に描写され、今までより臨場感が出ている。戦闘具合で血糊が服に付いたりするが、昨今の暴力ゲームのようなリアルな描写には(当然ながら)程遠いものである。 キャンペーンでは、将軍の特徴、指揮能力次第で兵士の士気・戦闘力が上下し、戦場では司令官(将軍、もしくは臨時隊長)部隊の近くでは士気が鼓舞される。 また、開始前には演説がされ、勇猛ならそれなりに、臆病ならそれなりの演説をする。特に臆病関係の特徴を持つ将軍に対して、兵士達はブーイングや失笑を浴びせたうえ、戦闘でも負け(逃げ)やすい。
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