戦後の御誓文とは? わかりやすく解説

戦後の御誓文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:48 UTC 版)

五箇条の御誓文」の記事における「戦後の御誓文」の解説

戦後昭和21年1946年1月1日昭和天皇の、いわゆる人間宣言において御誓文全文引用されている。昭和天皇幣原喜重郎首相作成した草案初め見た際に、「これで結構だが、これまで皇室決し独裁的なものでなかったことを示すために、明治天皇五箇条の御誓文加えることはできないだろうか」と述べGHQ許可得て急遽加えられることになった天皇は後に、 それが実は、あの詔書の一番の目的であって神格とかそういうことは二の問題でした。(中略民主主義採用したのは明治大帝の思召しである。しかも神に誓われた。そうして五箇御誓文発して、それが基となって明治憲法ができたんで、民主主義というものは決し輸入物ではないということを示す必要が大いにあった思います。 — 昭和52年1977年8月23日記者会見語っている。 昭和21年1946年6月25日帝国議会衆議院本会議における大日本帝国憲法改正案ある日本国憲法案の審議初め当時吉田茂首相御誓文言及して日本の憲法御承知のごとく五箇条の御誓文から出発したものと云ってもよいのでありますが、いわゆる五箇条の御誓文なるものは、日本の歴史日本国情をただ文字表しただけの話でありまして、御誓文精神、それが日本国国体であります日本国そのものであったであります。この御誓文を見ましても、日本国民主主義であり、デモクラシーそのものであり、あえて君政治とか、あるいは圧制政治国体でなかったことは明瞭であります。 と答弁したこのように五箇条の御誓文日本民主主義原理であるとしている 。

※この「戦後の御誓文」の解説は、「五箇条の御誓文」の解説の一部です。
「戦後の御誓文」を含む「五箇条の御誓文」の記事については、「五箇条の御誓文」の概要を参照ください。

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