戦後の復員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 23:36 UTC 版)
8月15日にポツダム宣言を受諾した日本は、陸軍を解体することになったが、師管区部隊は復員業務と治安維持にあたるため、しばらくそのまま置かれた。地区特設警備隊とそれを指揮する地区司令部は9月10日に一斉に復員した。工兵補充隊は9月15日、伊勢警備隊は9月20日、砲兵補充隊は9月25日に復員(解散)した。その他の補充隊と連隊区司令部は、11月1日に一斉に復員した。12月1日に最後に残った師管区司令部が解散し、名古屋師管区部隊は廃止になった。 もっとも、東海軍管区司令部による報告では、10月末の段階でも上記の日程では解散済みの工兵補充隊や砲兵補充隊に数十人が残っており、他の補充隊も11月1日以後もいくらか人数を残していた。
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