戦後に廃止・休止された地方競馬の競馬場
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戦後廃止、もしくは休止された地方競馬の競馬場が廃止に至った経緯は概ね3つに大別される。 第二次世界大戦中は戦局の悪化とともにすべての競馬が休止されていたが戦後の1946年に地方競馬法が制定されるまで闇競馬が行われていたものの、その後は競馬を開催していない競馬場 地方競馬法に基づく馬連競馬が行われたが、その後は競馬を開催していない競馬場 1948年に制定された現行競馬法に基づき指定された地方競馬場で、その後の事情により指定を取り消された競馬場 また、競馬法に基づく地方競馬場が廃止された経緯も概ね3つに大別される。 地方競馬の競馬場は競馬法で「北海道は6場以内、その他の都府県は2場以内」とされており、当該地域に競馬場が新設されたことに伴い法定数を超えたため廃止された競馬場 1954年、競馬法施行令が改正され「地方競馬場は1周1000m以上」とされたことによりコースが規格に適合しないため廃止された競馬場 売得金の減少などの要因による経営の悪化などの事情により、主催者が撤退した競馬場(特に「バブル経済」崩壊後の1990年代以降廃止された競馬場) 上記のいずれにも当てはまらないものとして、下記の様なケースも見られる。 地方自治体の首長選挙で主に主婦・教育関係者などをターゲットとした集票を目的に「競馬場廃止」の選挙公約を掲げた立候補者が当選後にそれを実行したために、黒字経営ながら廃止された競馬場(仙台競馬場?、春木競馬場、長居競馬場?) 地域の馬資源の枯渇などから必要数の競走馬が確保できなくなり、廃止を余儀なくされた競馬場(宮崎競馬場)
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