我が子を食らうサトゥルヌス (ルーベンス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/08 21:30 UTC 版)
『我が子を食らうサトゥルヌス』(わがこをくらうサトゥルヌス、西: Saturno devorando a un hijo, 英: Saturn Devouring His Son)は、ネーデルランド、バロック期の巨匠ピーテル・パウル・ルーベンスが1636年から1638年にかけて制作した絵画である。油彩。主題はギリシア神話のクロノス神(ローマ神話におけるサトゥルヌス)が女神レアとの間に生まれた子供を呑み込むという有名なエピソードから取られている。ルーベンス最晩年を代表する作品で、スペイン国王フェリペ4世の発注によってエル・パルド山中に建設された狩猟館トゥーレ・デ・ラ・パラーダの装飾のために制作された。現在はマドリードのプラド美術館に所蔵されている。
- ^ 神統記, l.453 - l.507.
- ^ 祭暦, 第4巻 l.197 - l.202.
- ^ 祭暦, 第1巻 l.233 - l.240.
- ^ a b c d プラド美術館展 2002, p. 20, 「わが子を食らうサトゥルヌス」
- ^ プラド美術館展 2006, p. 174, 「ヒッポダメイアの略奪」.
- ^ “Saturno devorando a un hijo - Colección” (スペイン語). Museo Nacional del Prado. プラド美術館. 2022年9月1日閲覧。
- ^ “Peter Paul Rubens, Saturno divora uno dei figli” (イタリア語). museo galileo. 2022年9月1日閲覧。
- ^ 増田 2011.
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- 3 ギャラリー
- 4 関連項目
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