忠兵衛飯淵線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:57 UTC 版)
「しずてつジャストライン藤枝営業所」の記事における「忠兵衛飯淵線」の解説
概説1950年代後半に「飯淵線」から系統分離して誕生した路線であり、大井川町の飯淵と藤枝大手を現在の県道227号に沿って静岡鉄道駿遠線の上新田駅、忠兵衛、藤枝駅を経由して結ぶ路線であった。 1970年代に同じ「飯淵線」から分離された「高洲飯淵線」と共に路線の再編を行い、大洲地区を中心とする「藤枝忠兵衛線」となった。 沿革1959年(昭和34年)の路線図および時刻表では次の経路を運行していた。藤枝駅 - 忠兵衛 - 上新田駅前 - 上新田辻 - 宗高 - 静浜基地入口 - 白金 - 吉永 - 飯渕 1963年(昭和38年)に科研化学(現・科研製薬)静岡工場と日本ビニロン静岡工場(現 ニチビ)、1967年(昭和42年)には日清紡藤枝事業所、さらには1972年(昭和47年)に持田製薬静岡工場が操業を開始するなど、忠兵衛から大井川左岸にかけて工場進出が相次ぎ、科研化学行の系統が誕生している。藤枝営業所 - 藤枝大手 - 藤枝駅前 - 忠兵衛 - 上新田中 - 上新田辻 - 静浜基地入口( - 静浜基地前- ) - 白金 - 吉永辻 - 飯渕 藤枝営業所 - 藤枝大手 - 藤枝駅前 - 忠兵衛 - 科研化学前 1973年(昭和48年)1月現在の時刻表では、 次の2系統が運行されており、朝7時代に平日のみ運行の静浜基地入口発藤枝行が2本、静浜基地経由が7時代下り1本、17時代上り1本の1日1往復が運行されていた。また同年ネッスル日本(現・ネスレ日本)静岡工場が進出し、科研化学前系統がネッスル前まで延伸した。藤枝営業所 - 藤枝大手 - 藤枝駅前 - 忠兵衛 - 上新田中 - 上新田辻 - 静浜基地入口( - 静浜基地前- ) - 白金 - 吉永辻 - 飯渕 藤枝営業所 - 藤枝大手 - 藤枝駅前 - 忠兵衛 - 日清紡前 - ニチビ工場前 - 科研化学前 - ネッスル前 1977年(昭和52年)2月の路線図では上新田 - 飯淵間が「藤枝吉永線」に整理され、上新田中まで区間短縮された上で路線名も「藤枝忠兵衛線」となっている。藤枝営業所 - 藤枝大手 - 藤枝駅前 - 喜多町 - 青島中学入口 - 職業訓練所 - 忠兵衛 - 大洲小学校前 - 弥左エ門 - 上新田中 藤枝営業所 - 藤枝大手 - 藤枝駅前 - 喜多町 - 青島中学入口 - 職業訓練所 - 忠兵衛 - 日清紡前 - ニチビ工場前 - 科研化学前 - ネッスル前
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