志津川駅とは? わかりやすく解説

志津川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/29 14:02 UTC 版)

志津川駅
駅舎(2022年10月)
しづがわ
Shizugawa
陸前戸倉 (4.2 km)
宮城県本吉郡南三陸町志津川字五日町200番地1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 気仙沼線BRT
キロ程 33.7 km(前谷地起点)
駅構造 地上駅
乗車人員
-統計年度-
38人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 2012年平成24年)8月20日[* 1]
備考 簡易委託駅
  1. ^ BRTの駅としての営業開始日。JR東日本では鉄道駅開業日である1977年12月11日を開業日としている。
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志津川駅
駅舎(2009年7月)
しづがわ
Shizugawa
陸前戸倉 (4.2 km)
(4.5 km) 清水浜
宮城県本吉郡南三陸町志津川字中瀬町32-6[※ 1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 気仙沼線
キロ程 33.7 km(前谷地起点)
電報略号 シワ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
269人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1977年昭和52年)12月11日[2]
廃止年月日 2020年令和2年)4月1日[※ 2]
備考 業務委託駅[1]
  1. ^ 2011年(平成23年)3月11日時点の所在地。
  2. ^ 東日本大震災により、2011年(平成23年)3月11日から休止。翌年8月20日より同区間でBRT運行開始。
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志津川駅(しづがわえき)は、宮城県本吉郡南三陸町志津川字五日町の道の駅さんさん南三陸[報道 1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)のバス停留所である。元々は同社の気仙沼線鉄道駅であった。

歴史

駅構造

道の駅さんさん南三陸内に駅舎が置かれ、内部に出札窓口・待合室(ロケーションシステムモニター設置)・トイレなどが設けられている[3][4][報道 1]

のりばは駅舎北側のロータリーにあり、上下線で共用となっている。こののりばはミヤコーバスの「道の駅さんさん南三陸」停留所および南三陸町乗合バスの「志津川駅(さんさん南三陸)」停留所と共用している[4][報道 7]

BRTの運行開始時は鉄道駅舎跡地前に駅を設置していたが、本格運行開始に合わせて消防署跡地に移設のうえ新駅舎が整備され[報道 3]、震災前同様にJR東日本東北総合サービスが受託して窓口業務も再開された。

2017年には、移転した南三陸さんさん商店街の付近に駅を移設し[報道 4]、プレハブ駅舎での営業を行っていた。その後2022年に道の駅さんさん南三陸の開業に合わせ、現在地へ移転した。同時に窓口業務が南三陸町委託となり、実際の業務は南三陸町観光協会が行っている。

旧鉄道駅

現在の南三陸町震災復興祈念公園の西側に位置していた。島式ホーム1面2線(1・2番線)と単式ホーム1面1線(3番線)、計2面3線のホームを持つ地上駅であり、これらは駅舎より高い位置にあったため、駅舎出札窓口前からそれぞれ通路および階段で連絡する構造であった。石巻駅管理の業務委託駅(東北総合サービス委託、早朝夜間駅員不在)であった[1]

鉄道廃止後は、線路跡を舗装し駅名標を設置するなど、遺構として再整備を行った上で、JR東日本から南三陸町に譲与されている[新聞 4]

のりば

番線 路線 方向 行先
1 気仙沼線 上り 前谷地小牛田方面
2 下り 本吉気仙沼方面
3 (予備ホーム)
  • 3番線(下り1番線)は上下ともに場内・出発信号があり、折り返し運転に対応していた。

利用状況

JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員38人である[BRT 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。なお、気仙沼線は東日本大震災後にBRTによる復旧をしたため、2011年度(平成23年度)以前の統計は鉄道運行時のものとなる。

1日平均乗車人員推移
年度 鉄道 BRT 出典
2000年(平成12年) 360 未開業 [鉄道 1]
2001年(平成13年) 340 [鉄道 2]
2002年(平成14年) 333 [鉄道 3]
2003年(平成15年) 352 [鉄道 4]
2004年(平成16年) 381 [鉄道 5]
2005年(平成17年) 358 [鉄道 6]
2006年(平成18年) 330 [鉄道 7]
2007年(平成19年) 295 [鉄道 8]
2008年(平成20年) 289 [鉄道 9]
2009年(平成21年) 285 [鉄道 10]
2010年(平成22年) 269 [鉄道 11]
2011年(平成23年) 運休
2012年(平成24年)
2013年(平成25年) 91 [BRT 2]
2014年(平成26年) 74 [BRT 3]
2015年(平成27年) 77 [BRT 4]
2016年(平成28年) 81 [BRT 5]
2017年(平成29年) 62 [BRT 6]
2018年(平成30年) 51 [BRT 7]
2019年(令和元年) 38 [BRT 8]
2020年(令和02年) 廃止 29 [BRT 9]
2021年(令和03年) 26 [BRT 10]
2022年(令和04年) 29 [BRT 11]
2023年(令和05年) 38 [BRT 1]

駅周辺

当駅や、南側に隣接する南三陸さんさん商店街を含むエリアは道の駅さんさん南三陸として登録され、公共交通ターミナルを含む施設の整備が進められた[新聞 5]

西側の八幡川の対岸に南三陸町震災復興祈念公園があり、その先に旧志津川駅(鉄道駅)跡がある。

道の駅は2022年2月に完成予定だったが、コロナ禍の影響で鋼材などの資材が不足したことから工事が遅れ[新聞 6]、同年10月1日に開業した[5]

バス路線

隣の停留所

東日本旅客鉄道(JR東日本)
気仙沼線BRT
快速
志津川駅清水浜駅
普通
陸前戸倉駅 - 志津川駅 - 南三陸町役場・病院前駅

かつて存在した鉄道路線

東日本旅客鉄道(JR東日本)
気仙沼線
陸前戸倉駅 - 志津川駅 - 清水浜駅

脚注

記事本文

出典

  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 56号 新庄駅・気仙沼駅・鳴子温泉駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年9月15日、23頁。 
  2. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、483頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 南三陸町道の駅基本計画(令和元年8月) (PDF)」南三陸町、2021年6月7日。2022年8月30日閲覧
  4. ^ a b 道の駅さんさん南三陸」南三陸町観光協会。2022年12月6日閲覧
  5. ^ 「さんさん南三陸」が開業、宮城 復興の集大成、伝承館も」『共同通信』2022年10月1日。オリジナルの2022年10月1日時点におけるアーカイブ。2022年12月24日閲覧。

報道発表資料

  1. ^ a b c 気仙沼線BRT志津川駅移転のお知らせ (PDF)」(プレスリリース)、東日本旅客鉄道仙台支社/東日本旅客鉄道盛岡支社、2022年8月30日。2022年8月30日閲覧
  2. ^ 気仙沼線における暫定的なサービス提供開始について (PDF)」(プレスリリース)、東日本旅客鉄道仙台支社、2012年7月18日。2013年6月19日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2025年7月29日閲覧
  3. ^ a b 気仙沼線におけるBRT運行開始に合わせた整備内容及び運行開始記念イベントの開催等について (PDF)」(プレスリリース)、東日本旅客鉄道仙台支社、2012年11月26日。2013年6月19日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2025年7月29日閲覧
  4. ^ a b 気仙沼線BRT「志津川駅」移転のお知らせ (PDF)」(プレスリリース)、東日本旅客鉄道盛岡支社、2016年12月20日。2017年1月4日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年11月5日閲覧
  5. ^ 気仙沼線(柳津~気仙沼間)及び大船渡線(気仙沼~盛間)における鉄道事業の廃止の日の繰上げの届出について (PDF)」(プレスリリース)、東日本旅客鉄道、2020年1月31日。2020年2月6日閲覧
  6. ^ 鉄道事業の廃止の届出に係る廃止の日の繰上げについて (PDF)」(プレスリリース)、国土交通省東北運輸局、2020年1月29日。2020年2月1日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月6日閲覧
  7. ^ 【高速バス気仙沼線】「道の駅さんさん南三陸」への乗り入れについて」(プレスリリース)、宮城交通、2022年9月26日。2022年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月2日閲覧

新聞記事

  1. ^ 津波で流された志津川駅Archived 2012-07-13 at Archive.is - 毎日新聞(2011年3月13日)
  2. ^ ローカル線 沿岸部復旧見通し立たず」『毎日新聞』2011年4月30日。オリジナルの2011年5月3日時点におけるアーカイブ。2011年4月30日閲覧。
  3. ^ 復興の集大成、道の駅「さんさん南三陸」オープン 震災伝承、にぎわい創出拠点に」『河北新報』2022年10月1日。2022年10月2日閲覧。
  4. ^ JRが被災の志津川駅を町に譲与」『三陸新報』2023年3月18日。オリジナルの2023年3月23日時点におけるアーカイブ。2023年3月20日閲覧。
  5. ^ 南三陸で道の駅「さんさん南三陸」着工 震災伝承、交通の拠点に」『河北新報』2021年1月14日。2021年3月11日閲覧。
  6. ^ コロナ影響ここにも 南三陸町の伝承施設 開館は最大半年遅れ」『朝日新聞』2021年12月27日。2022年1月28日閲覧。

利用状況

鉄道

  1. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2000年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  2. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2001年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  3. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2002年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  4. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2003年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  5. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2004年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  6. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2005年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  7. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2006年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  8. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2007年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  9. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2008年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  10. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2009年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  11. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2010年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧

BRT

  1. ^ a b BRT駅別乗車人員(2023年度)| 企業サイト:JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  2. ^ BRT駅別乗車人員(2013年度):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  3. ^ BRT駅別乗車人員(2014年度):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  4. ^ BRT駅別乗車人員(2015年度):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  5. ^ BRT駅別乗車人員(2016年度):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  6. ^ BRT駅別乗車人員(2017年度):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  7. ^ BRT駅別乗車人員(2018年度):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  8. ^ BRT駅別乗車人員(2019年度):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  9. ^ BRT駅別乗車人員(2020年度)| 企業サイト:JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  10. ^ BRT駅別乗車人員(2021年度)| 企業サイト:JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧
  11. ^ BRT駅別乗車人員(2022年度)| 企業サイト:JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月29日閲覧

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