徳田組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 22:45 UTC 版)
徳田 純(とくだ じゅん) 2代目の息子。関東で有数の極道である徳田組の3代目組長。 組を追われた神林理沙の情夫となり、氷室や北脇ら神竜組を潰そうとする。学生時代から喧嘩を繰り返し、その手の連中かに名前を知らしめた。高校中退後は暴走族「阿修羅」を組織し、関東一円の暴走族を束ねた伝説の男。 18歳で徳田組の杯を受けて25歳の若さで3代目を継いだが、短気で器量がないため、父親、金子、伊藤からも行く末を心配される。父親が阿部の命令を受けて氷室に手を出さないようにされると自ら3代目を降りることを宣言。氷室とタイマンで勝負するが敗れて肉体も精神も破壊され、思考能力が赤ん坊同然となってしまう。その姿を見た金子の手により、無様な姿を曝させたくないと泣きながら射殺された。 阿部 幸蔵(あべ こうぞう) 埼玉県出身の代議士。 「アベコー」と呼ばれる政界の暴れん坊でヤクザ上がり。民自党と全国暴力団のパイプ役で趣味は女とギャンブル。徳田組2代目はこの阿部の引き立てで急成長した。また、辰未組や真樹とも関係があった。真樹の仲介で氷室と出会い、女とギャンブル漬けにされて氷室の言いなりになる。最終巻では再び登場し、最後まで生き残った。 徳田 源治(とくだ げんじ) 徳田組の2代目組長。60歳。 息子の純の器量を心配してまだ高齢で無いにも関わらず隠居した。極道だが人の親で息子の死に涙を流した。のちに三崎淳子殺害容疑で氷室が警察に連行された際、金子が彼の潔白を晴らすために首謀者と仕立て上げられ、自殺に見せかけられ殺害される。 金子 勝明(かねこ かつあき) 徳田組若頭。48歳。 舎弟の伊藤から慕われている。2代目から4代目組長に指名された。3代目を死に追いやった氷室に復讐心を抱いているが、阿部の存在があり表向きは和解している。 伊藤 繁次(いとう はんじ) 徳田組舎弟頭。48歳。金子を尊敬している。麻薬漬けにされた甘粕の妻・美智子とセックスしている最中に甘粕に射殺される。
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