後町ホール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 03:02 UTC 版)
旧後町小学校体育館は本来の学校体育施設としての利用だけに留まらず、選挙時の投票所あるいは災害時の避難所等、幅広く地域に開放されてきた。こうした経緯から、キャンパス整備に伴う体育館施設の整備は地元の要望するところであったが、県は体育館施設を必須ではないとして見送り、コスト削減を図った。このため、長野市が主体となって「後町ホール」の整備を行い、中部公民館分室という位置づけのもと、2018年4月から利用を開始した。 建物は鉄骨構造の地上1階建てで、建築面積851.21平方メートル、延床面積は745.55平方メートルと、旧体育館(1,356平方メートル)の約半分の規模となっている。バレーボールコート1面分(約400平方メートル)のアリーナのほか、更衣室、防災備蓄品や地域行事用品の倉庫等を備える。駐車場は7台分を確保した。総事業費は3億4,910円。施設は年末年始を除く通年、朝8時30分から夜9時30分まで利用可能である。 なお、同ホールの騒音問題(バスケットボールのドリブル音など)で、近隣住民と長野市との間に行政裁判が行われ、2020年6月の判決で南側と西側のすべての扉・窓を閉めることになった。そのため、感染対策・換気対策上の、使用の問題がマスコミ(中日新聞、信濃毎日新聞)に指摘されている。
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