影響を受けた作品や人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 15:30 UTC 版)
「俺の妹がこんなに可愛いわけがないの登場人物」の記事における「影響を受けた作品や人物」の解説
勝ち気な妹という桐乃のヒロイン像は、編集者の三木が著者の伏見に提案した「藤沢とおる先生が描く漫画に出てくるようなギャル」というコンセプトが基になっており、伏見は藤沢の漫画『GTO』を読んでそのイメージを反映させた。対して、田村麻奈実などのサブキャラクターは、伏見の主導で作られた。 登場人物のモチーフとなっている他作品の登場人物として、高坂兄妹の父親である高坂大介のイメージとしてテレビアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』の登場人物である皇帝シャルル・ジ・ブリタニアを、桐乃の友人である来栖加奈子のモデルとしてばらスィーの漫画『苺ましまろ』の登場人物である松岡美羽を挙げている。なお加奈子については後に、当初の予定以上に性格が悪くなってしまったとして発言を撤回している。そしてゲーム研究会部長の三浦絃之介のイメージやエピソードは、作中にも登場する個人ニュースサイトの管理人や、伏見が取材先で出会った人物、漫画作品の登場人物などといったさまざまな人物を合成して形作られている。 また沙織については、伏見が以前執筆した作品に登場するオタクの少女から設定を流用していることが明かされており、『十三番目のアリス』に登場した登場人物との類似性も指摘されている。具体的な関連性は明言されていないものの、沙織と前述の宮田怜奈には、長身のお嬢様でオタクという共通した設定が与えられている。 この他にも作中におけるオタク同士の会話では、登場人物やその他の事物に対する比喩表現として実在の漫画、アニメ、ゲーム作品が引き合いに出されたり、セリフを真似る場面が描かれることがある。
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