形態と種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 10:13 UTC 版)
ヒヨコの形になった理由は、二代目店主の石坂茂が「大勢の人に愛される、従来の丸い形ではない饅頭を」と考えて悩んでいた時に、自らがヒヨコで埋め立てられる夢を見たのがきっかけ、という。 昔は「ひよ子」の形をした木型を使い、職人によって一つ一つ手作業で作られていた(この木型は資料として保管されている)。その後、製造工程は完全に機械化され、焼きゴテで「ひよ子」の"目"を入れる作業もレーザーを使用して自動化されているが、しばしばデパートなどの実演販売において手作りを見ることができる。包装紙の「ひよ子」の筆文字は女流書道家の町春草によるものである。 関連商品として、ゼリーやサブレーやマカダミアチョコレートなどがある。なお前述のとおり、福岡県内・季節限定販売商品『季ひよ子』シリーズや東京限定シリーズが売られているほか、福岡限定で型職人の技術継承のために作った特注の型で手作りされた通常の5倍の大きさのものが『大(だい)のひよ子』という商品名で販売されている(中身は「通常品」である)。大のひよ子シリーズには2倍や3倍、10倍や3分の1程の大きさのものも存在し、たまに『家族ひよ子』としてこれらが詰めあわされた物が売られている。 断面 前面と側面 通常サイズ(中央)と「大のひよ子」(右)
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