サブレーとは? わかりやすく解説

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サブレー【(フランス)sablé】

読み方:さぶれー

小麦粉バター卵黄砂糖などを練って伸ばし、型で抜いて焼いた菓子


サブレー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/08 09:24 UTC 版)

サブレー
日清シスコ ココナッツサブレ

サブレー: sablé[1])とは、ビスケットの一種であり、サックリとした食感とバターの風味が特徴の洋菓子である。

ビスケットの多くはバターまたはショートニング薄力粉の配合比率を1:2の割合(あくまでも目安)で作るが、サブレーはほぼ1:1で作ることにより、特徴的な風味と食感が生まれる。

家庭でも簡単に作れるが土産品として売られる商品も多く、有名なサブレーとしては鎌倉の鳩サブレー鎌倉だより(いちょう型)、東京や福岡のひよ子サブレー、名古屋のぴよりんサブレ、愛媛県の鳴門金時のさぶなどがある。

名称の由来

名称の由来については諸説あり、以下の3つの説が挙げられている。

  • サブレーが作られたフランスサブレ=シュル=サルトに由来しているという説。
  • 17世紀にサロンを開いていたサブレ侯爵夫人が、バターをたっぷり使ったガトーセックを出したことから由来しているという説[2]
  • フランス語において sablé は動詞 sabler(「砂をまく」、「砂で覆う」という意味)の過去分詞形であり、「砂で覆われた」といった意味合いをもつことから、砂が崩れるような食感から名づけられたとする説[3]

脚注

  1. ^ フランス語発音: [sable] サブレ
  2. ^ ニナ・バルビエ、エマニュエル・ペレ『名前が語るお菓子の歴史』白水社、1999年、121頁。ISBN 978-4560039915 
  3. ^ 大森由紀子『フランス菓子図鑑 お菓子の名前と由来』51頁 世界文化社

関連項目

外部リンク

  • デジタル大辞泉、栄養・生化学辞典、世界の料理がわかる辞典、大辞林 第三版『サブレー』 - コトバンク



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