サブレット・カウンティ (戦車揚陸艦)とは? わかりやすく解説

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サブレット・カウンティ (戦車揚陸艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/12 03:27 UTC 版)

サブレット・カウンティ
基本情報
建造所 シカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン・カンパニー
運用者  アメリカ海軍
 中華民国海軍
級名 LST-542級戦車揚陸艦
艦歴
起工 1945年2月3日
進水 1945年5月2日
就役 1945年5月28日
退役 1955年2月11日
最期 1961年9月、台湾海軍へ移管
改名 USS LST-1144 (新造時)
サブレット・カウンティ (1955年7月1日)
中業 (1961年)
要目
排水量 4,080ロングトン (4,145 t) full
長さ 328 ft (100 m)
50 ft (15 m)
吃水 14 ft (4.3 m) aft
推進 GM12-567ディーゼルエンジンx2、シャフトx2、ツインラダー
速力 12ノット (22 km/h; 14 mph)
乗員 士官14名、兵員131名
搭載人員 士官7名、兵員104名
兵装 連装40mm機関砲 x 2
単装40mm機関砲 x 4
単装20mm機関砲 x 12
搭載艇 LCVPx2
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サブレット・カウンティ (USS Sublette County, LST-1144) は、アメリカ海軍戦車揚陸艦LST-542級戦車揚陸艦の1隻。艦名はワイオミング州サブレット郡に因む。

艦歴

LST-1144は1945年2月3日にイリノイ州セネカのシカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン・カンパニーで起工した。1945年5月2日にイヴリン・B・アダムズ夫人によって進水し、5月28日に艦長T・R・ホプキンス予備役大尉の指揮下就役した。

LST-1144はニューオーリンズで物資を積み込み、3日後アラバマ州モービルに向かった。6月7日にテキサス州ガルベストンに向けて出航した。6月10日から20日までガルベストン湾で整調巡航を行い、ニューオーリンズで5日間整備を行った後、モービルで乾ドック入りした。調整が完了しLST-1144は7月4日に出航、他の戦車揚陸艦3隻と共にハワイに向かった。

LST-1144は7月12日にパナマ運河を通過し、8月1日にオアフ島のカネオヘ湾に到着した。終戦時も同地に停泊し、その後ニューオーリンズへの帰還を命じられ、8月23日に貨物を搭載して出航した。パナマ運河を9月14日に通過し、9月20日にモービルに到着、貨物を下ろした後翌週ニューオーリンズへ移動した。

LST-1144は10月13日にニューオリンズを出航し、ミシシッピ川を遡上してカイロに向かい、そこでの海軍記念日の祝賀式典に参加した。11月4日にニューオーリンズへ戻り、翌週モービルに移動、乾ドック入りした。11日にはバージニア州リトルクリークに向かい、23日に到着、同地でノーフォーク大西洋艦隊に配属される。1954年8月まで同地で訓練及び輸送任務に従事し、その後1955年2月11日に予備役となる。1955年7月1日、LST-1144はサブレット・カウンティと命名された。

サブレット・カウンティは1960年6月1日に海軍から除籍された。1961年1月再び就役し、中華民国への転籍に備えてオーバーホールが行われた。サブレット・カウンティは1961年9月に中華民国に移管され、中業 (LST-1144) と命名された。

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