スチューベン・カウンティ (戦車揚陸艦)とは? わかりやすく解説

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スチューベン・カウンティ (戦車揚陸艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/12 03:23 UTC 版)

スチューベン・カウンティ
基本情報
建造所 シカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン・カンパニー
運用者  アメリカ海軍
級名 LST-542級戦車揚陸艦
艦歴
起工 1945年1月6日
進水 1945年4月5日
就役 1945年4月24日
最期 1961年8月11日にジデル・エクスプローションズに売却
除籍 1961年2月1日
改名 LST-1138 (新造時)
スチューベン・カウンティ (1955年7月1日)
要目
排水量 軽荷 :1,490ロングトン (1,514 t)
満載 :4,080ロングトン (4,145 t) (full load of 2,100 tons)
長さ 328 ft (100 m)
50 ft (15 m)
吃水 船首 8 ft (2.4 m)
船尾(満載)14 ft 4 in (4.37 m)
推進 GM12-567ディーゼルエンジンx2、シャフトx2、ツインラダー
速力 10.8ノット (20.0 km/h; 12.4 mph) (max);
9ノット (17 km/h; 10 mph) (econ)
乗員 士官7名、兵員204名
兵装 単装40mm機関砲 x 8
単装20mm機関砲 x 12
その他 従軍星章5個 (朝鮮戦争
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スチューベン・カウンティ (USS Steuben County, LST-1138) は、アメリカ海軍戦車揚陸艦LST-542級戦車揚陸艦の1隻。艦名はインディアナ州およびニューヨーク州のスチューベン郡に因む。

艦歴

LST-1138は1945年1月6日にイリノイ州セネカのシカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン・カンパニーで起工した。1945年4月5日にハッティ・R・フォックス夫人によって進水、4月24日に就役した。

完成が遅かったため本格的な戦闘には参加できず、LST-1138は極東での占領任務に1946年1月まで従事した。戦後任務を終えると、LST-1138は朝鮮戦争に従軍、以下の作戦に参加した。

LST-1138は朝鮮戦争の戦功で5個の従軍星章を受章した。太平洋を横断する様々な任務の中で、北はアラスカ州バローから、南はマーシャル諸島タカ環礁まで様々な場所を訪れた[2]

1955年7月1日、LST-1138はスチューベン・カウンティと命名された。スチューベン・カウンティは1961年2月1日に除籍され、8月11日にオレゴン州ポートランドのジデル・エクスプローションズに売却された[3]。ジデル社は退役軍艦の鋼材を利用して艀を建造しており、スチューベン・カウンティも解体されその鋼材を使用された[4]

脚注

参照

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