スウィートウォーター・カウンティ (戦車揚陸艦)とは? わかりやすく解説

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スウィートウォーター・カウンティ (戦車揚陸艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/12 03:29 UTC 版)

スウィートウォーター・カウンティ
基本情報
建造所 シカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン・カンパニー
運用者  アメリカ海軍
 中華民国海軍
級名 LST-542級戦車揚陸艦
艦歴
起工 1945年3月5日
進水 1945年6月8日
就役 1945年6月30日
退役 1946年7月1日
除籍 1959年2月6日
現況 1958年10月21日に台湾海軍へ移管、2014年現在就役中
改名 LST-1152 (新造時)
スウィートウォーター・カウンティ' (1955年5月12日)
中明 (1958年)
要目
排水量 4,080ロングトン (4,145 t) full
長さ 328 ft (100 m)
50 ft (15 m)
吃水 14 ft (4.3 m) aft
推進 GM12-567ディーゼルエンジンx2、シャフトx2、ツインラダー
速力 12ノット (22 km/h; 14 mph)
乗員 士官16名、兵員147名
搭載人員 士官7名、兵員104名
兵装 連装40mm機関砲 x 2
単装40mm機関砲 x 4
単装20mm機関砲 x 12
搭載艇 LCVP x 2
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スウィートウォーター・カウンティ (USS Sweetwater County, LST-1152) は、アメリカ海軍戦車揚陸艦LST-542級戦車揚陸艦の1隻。艦名はワイオミング州スウィートウォーター郡に因む。

艦歴

LST-1152は1945年3月5日にイリノイ州セネカのシカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン・カンパニーで起工し、1945年6月8日にアリス・H・クライン夫人によって進水、6月30日にフランク・W・ヒクソン・ジュニア沿岸警備隊予備役大尉の指揮下就役した。

沿岸警備隊員によって操艦されたLST-1152はニューオーリンズで艤装を終え、7月5日にスクリュー修理のためアラバマ州モービルに移動する。その3日後、ガルベストン湾に向かって整調巡航を行い、23日にニューオーリンズに帰還した。8月2日にニューオーリンズを出航、パナマ運河ブレマートンを経由してワシントン州シアトルに向かう。8月9日にパナマ運河を通過、シアトルには30日に到着した。その後9月8日にハワイに向けて出航、19日に真珠湾に到着した。ハワイには20日まで留まり、その後沖縄に向かう。

LST-1152は11月8日から12月25日まで沖縄各地の港で活動し、その後グアムアプラ港に向かう。1946年1月2日に真珠湾に向けて出港、1月17日から22日まで同地に留まり、その後帰国命令に従い西海岸に向けて出港した。サンフランシスコを訪れた後、ブレマートンに向かい、オレゴン州アストリアとの間で5月28日まで活動する。5月28日にワシントン州バンクーバーカイザー造船所に向かい、その後予備役となり同地に留まる。

1955年5月12日、LST-1152はスウィートウォーター・カウンティと命名される。1958年10月21日にスウィートウォーター・カウンティは台湾海軍に移管され、中明 (LST-227) と命名された。スウィートウォーター・カウンティは1959年2月6日にアメリカ海軍を除籍、2014年現在も台湾海軍で活動中である。

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