弁護人・支援者の主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 18:16 UTC 版)
青木と朴と弁護人・支援者が主張する、2人の無実の根拠、検察が主張する証拠の不証明、動機の不自然性は下記のとおりである。 犯行に使用したとされるガソリンを吸引した手動ポンプ、放火したライターは発見されていない。 散布したガソリンの量、2人が犯行を共謀した時期・内容について、自白調書の内容に不自然・不整合な変遷が多数存在する。 大阪府警察科学捜査研究所が行なった火災の再現実験の結果、火災発生当時はシャッターを閉めた密閉空間状態だった駐車場内に駐車されていたホンダ・ストリートの燃料タンクの不具合によりガソリンが燃料タンクから漏出して気化し、それが駐車場に接する風呂釜の種火に燃え移り発火した可能性が高いと判断された。 2人の借金額は約200万円であった。 2人と長男及び長女はいずれも円満な家族関係を形成していて、家族間に感情的な紛争・不和などの問題点は無かった(ただし朴自身は、長女に対して性的虐待を行なっていた事実を取り調べの供述や支援する会へのメッセージでも「性的虐待をした重い自責」と認めている)。 朴は、自分が軟弱で臆病だったため「否認したら死刑になる」との刑事の主張を真に受けて自白したとしている。
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