建築物と博物館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/26 08:04 UTC 版)
レッケの特別な見所は、3つのディオニシウス教会である。その中でも歴史上最も重要なのが福音主義教会である。町の中央に9世紀に建造されたこの小さな後期ロマネスク様式のザールキルヒェ(ドイツ語版、英語版)は、この町の最も古い建物であり、保護文化財に指定されている。第2のディオニシウス教会が、ホプステナー通りのカトリックの旧教区教会である。この建物は現在、カトリック教会組織のユーゲントハイム(青年の家)として利用されている。第3の教会が、1953年から1955年に建設された聖ディオニシウス教区教会である。この近代建築では、特に、旧教会から引き継いだヨハン・ハインリヒ・ケーニヒによって制作された1755年の祭壇が文化史上重要である。1889年から1892年にネオゴシック様式で建設されたシュタインベックの聖フィリップスおよびヤーコブス教区教会も保護文化財に指定されている。この教会内には、ヨーゼフ・クラウトヴァルトの作品が数多く収蔵されている。 アルテ・ルーテミューレの中には、様々な古い工芸品を展示する郷土工芸博物館が入居している。また、1年の決められた日にはバックハウス(パン焼き小屋)で、石窯で焼いたパンや焼き菓子が販売される。さらにルーテミューレは戸籍役場としても使われており、人気の結婚式の場となっている。 福音主義ディオニシウス教会 聖ディオニシウス教区教会 シュタインベックの聖フィリップスおよびヤーコブス教区教会 アルテ・ルーテミューレ内の籠博物館
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