建築物としての大聖堂とは? わかりやすく解説

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建築物としての大聖堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 22:13 UTC 版)

ダラム大聖堂」の記事における「建築物としての大聖堂」の解説

この大聖堂注目に値するのは、建物下部への負担軽くするために 建物中央部一般会衆席)の屋根に、肋骨状並べ方法アーチ形採用し、さらに×印型(=直角)に交差するアーチ群を併用した。これらのアーチ比較細身角柱と太い円柱交互に配列したの列によって支えられている。 飛び梁(ばり)(高い外壁支え弧形)あるいは側壁との接合部分は、廊下真上にあるトリフォリウム(=アーケード)の中に隠されている この2点にある。こうした造りは、ダラム大聖堂12世紀後半フランス北部見られるうになるゴシック様式建築先駆であることを示している。また、建設に際してノルマン人石工関与していたことは間違いないが、建物自体ロマネスク様式であると考えられている。交差型のアーチ肋骨状通したアーチ屋根巧みに利用したことで、それ以前よりもはるかに凝った、そして複雑な一階部分設計実現することになった。さらに外壁支え技術利用により、より高さのある建物建設と、より大きな窓をその側壁面にとることも可能になった。

※この「建築物としての大聖堂」の解説は、「ダラム大聖堂」の解説の一部です。
「建築物としての大聖堂」を含む「ダラム大聖堂」の記事については、「ダラム大聖堂」の概要を参照ください。

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