建築可視化向け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 22:55 UTC 版)
「3DCGソフトウェア」の記事における「建築可視化向け」の解説
建築可視化には旧来3ds Maxなどの統合ソフトウェアが使われてきたが、2022年現在Unreal EngineなどのゲームエンジンやLumion、Twinmotion、Enscape、D5 Render、Chaos Vantageなどの専用ソフトウェアや専用プラグインが使われることも増えている。専用ソフトウェアには地形作成、植生作成、季節の設定、人混み及び都市交通シミュレーション、それらのためのアセットライブラリの含まれているものが多い。 ソフトウェアシミュレーション2D図面照明解析環境解析交通歩行者天候日照解析エネルギーシミュレーション気流シミュレーション3ds MaxCivil View Populate ? No (V-Ray) No No No Blender(CrowdSim3D) (WeatherFX) (BlenderBIM) (LuxCoreのIrrandiance AOV) (VI-Suiteアドオン) Shade 3DNo No No 2D図面 ? ? ? ? SketchUpNo No No LayOut ? (Sefaira) LumenRTTraffic Tool Pedestrian Walk ? ? ? ? ? ? TwinmotionPath Tool Yes ? ? ? ? ? D5 RenderPath Tool Yes ? ? ? ? ? ^ 雨と雪に対応していたら緑、それ以外でも天候システムを持っていたら黄色とする。 ^ 2011にはPixelActive製のCityScapeも搭載されていた。 ^ 旧Project Geppetto ^ 2019より前は「照明分析アシスタント」が搭載されていたが、mental rayプラグインの開発終了に伴って廃止された。 ^ Sefairaは2019以降のStudio版に付属していたが2021年に削除された。 LumenRT (Bentley Systems←e-on Software) リアルタイム建築ビジュアライゼーションツール。制限のあるDesigner版がMicroStationに搭載されている。 Lumion 3D (Act-3D。国内代理店はLivingCG) Windows専用。通常版とPro版が存在する。AXYZ design製の3D人物モデルも付属している。 Twinmotion (Epic Games←ABVENT←KA-RA。国内代理店はAlphacox) Windows専用。作成したものを他人に見せるための無料ビューアとしてTwinmotion Presenter (BIMmotionの後継) が提供されている。 Enscape (Chaos←Enscape GmbH) Windows専用。リアルタイムの建築可視化ソフトウェア。 D5 Render (Dimension 5) リアルタイムの建築可視化ソフトウェア。たくさんのアセットが付属している。無料のCommunity版もある。SketchUp、Revit、3ds Max、Blender、Rhinoceros、ArchiCAD向けのプラグインも存在する。 Chaos Vantage (Chaos) 旧Project Lavina。リアルタイムの建築可視化向けプラグイン。多数のアセットを含むChaos Cosmosが付属している。V-Rayとセットで使うことが想定されている。3ds Max、SketchUp、Rhinoceros、Revit、Cinema 4Dとのライブリンクに対応している。 BlenderBIM (IfcOpenShell) Blender用のBIMアドオン。IfcBlenderの後継。IFC形式を含む様々なBIM形式に対応している。オープンソース。 姉妹ソフトウェアにはIFC形式からのコンバータのIfcConvertもある。また以前は3ds Max用IFCインポータのIfcMaxも存在した。 HAL Archviz Toolkit (Hoyt Architecture Lab) Unreal Engine用の建築ビジュアライゼーション向けツール。販売終了。
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