帝国の廷臣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 17:02 UTC 版)
ヴォーダ カルマーンの幕僚。カルマーンの信頼篤い、思慮深く指導力ある将軍。主君に対して憚ることなく直言する謹厳な反面、リドワーンとアンジェリナの交際に興味を示すくだけた一面も持つ。カルマーン戴冠後、竜牙国公に就任。毒に蝕まれながらも後詰めの任に能っていたが、国賊どもの刃に倒れ、クールラント軍の侵攻をゆるしてしまう。 ラクスタ カルマーンの幕僚。24歳。若いながら力量のある将軍で、重臣として重用される。策謀にも通じ、ドラゴシュをしてエンドレを除かせたのは彼の献策による。しかし、その後のドラゴシュの暴政の責任を痛感するなど、本来は陽性の人物で、士心も得ている。カルマーン戴冠後、銅雀国公に就任。大帝が遠征中の帝都守護を任されるが、文弱の徒に毒殺され、金鴉公国軍に帝都を制圧されてしまう。 イリアシュ カルマーンの幕僚。帝国でも有数の将軍で、カルマーンからの信任も厚い。リドワーンとは旧くからの戦友。カルマーン戴冠後、代わってマヴァール帝国軍を統括するが、ラザールの策に嵌って戦死。 アッセン カルマーンの幕僚。忠実で勇敢な将軍。 ベドジフ カルマーンの幕僚。 バルツァイ カルマーンの幕僚。伯爵。勇将。 マウレル カルマーンの幕僚。侯爵。 ラレシュ 宮廷式部官長。伯爵。 ヴァーソイ 伯爵。ツルナゴーラへの特使を務める。 イサクチア 男爵。エルセベートの家臣。 ゾルターン ボグダーン二世の御代からの帝国宰相。36歳。名門出身のリスに似た容貌の矮小な醜男だが女性にもてる。30代で宰相に就く程の能吏だが、陰謀を好む佞人。帝位簒奪を目論み、周囲に不幸をまき散らしたあげく祖国を追われる。
※この「帝国の廷臣」の解説は、「マヴァール年代記」の解説の一部です。
「帝国の廷臣」を含む「マヴァール年代記」の記事については、「マヴァール年代記」の概要を参照ください。
- 帝国の廷臣のページへのリンク