リドワーン
リドワーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/07 14:21 UTC 版)
リドワーン(? - 1113年12月10日)は、シリア・セルジューク朝のアレッポ政権の初代スルタン(在位:1095年 - 1113年)。
生涯
父はシリア・セルジューク朝の始祖であるトゥトゥシュ。1095年に父がバルキヤールクの前に敗死すると、兄弟であるドゥカークと所領を分割して相続してバルキヤールクの宗主権を否定して対立した。だがドゥカークとの兄弟仲も非常に険悪で、1096年より始まった十字軍遠征に対抗できなかった。
また政権基盤が脆弱で軍事力も弱小のため、リドワーンは親ファーティマ朝の姿勢をとったりした。[要出典]これはシリアに多かったスンナ派の怒りを招いてかえって支持を失っただけであった[1]。[要出典]1113年にリドワーンが死去すると、若年の息子らの下で権力闘争が起こってシリア・セルジューク朝は崩壊していくことになる。
脚注
参考文献
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リドワーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 17:02 UTC 版)
主人公の一人。26歳。略称リド。騎士階級出身、虎翼公国の元国相。公妹マーリアを娶り、彼女との間に1子パールを儲ける。卓絶した戦士であり、軍指揮官としての能力も高い。時にはカルマーン以上の奇略をもって戦況を覆す。妻マーリアの死と義兄との確執が原因で、パールを伴い公国を出奔、旧友ヴェンツェルの食客となったことから変転の末、黒羊国公となる。長身の美丈夫。本人も自覚しているが、かなりの朴念仁である。政事嫌いに反して立場が重くなっていくことに逃避を覚えることもある。
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