カルマーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 17:02 UTC 版)
主人公の一人。26歳。ボグダーン二世の三男で、大公(ナードル)の称号を持つ皇子、のちに皇帝。帝国随一の驍将の誉れ高い、英武の将軍。眉目秀でた快男子。ヴェンツェルとリドワーンとは王立学園で文武を修めた友人同士である。猜疑心に狂った父帝からの長年の圧迫に耐えかね、人知れずに弑逆、25世皇帝カルマーン二世として即位するものの、内攻する負い目から覇道を志す。皇位継承に端を発した争乱を収め、帝国の再編成を行い、皇帝権を大きく強化させる。さらにツルナゴーナを征服継承する「大併合(グラテインタール)」を行い、200州を疆域に収める。ウルガール、クールラントの近隣諸国を撃破、「マヴァールの雷帝」と称され、一時代を領導するに到ったが、旧友にして梟雄ヴェンツェルの存在に危惧を抱く。
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