市街地・住宅街の構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 02:21 UTC 版)
総面積に対し平野部の面積が少なく、多くが山間部であるため、市街地および居住地域は沿岸部に隔たっている。国道、高速道路、鉄道路線が比較的沿岸部に近い地域を海岸線と平行して走っている。市域の中心的な駅は魚津駅で、近隣に市役所が所在する。旧市街地は富山地方鉄道電鉄魚津駅周辺で、鉄道路線が高架化されている。 市街地 市街地は沿岸部から国道8号沿線に集中するが、あいの風とやま鉄道線・富山地方鉄道本線が並走する鉄道高架より海側は旧市街地の趣が強い。 魚津駅前は昭和40年代になってから整備された市街地で、駅から県道135号(旧国道8号)にかけて片側2車線の大型道路が整備されている。周辺には『魚津ショッピングスクエア サンプラザ』などの商業施設や学習塾、歓楽街(柿の木割)、市役所、国の合同庁舎などの行政施設が集中する。 中央通り商店街や村木地区は、魚津大火で焼失した後に再整備された街である。特に中央通り商店街や新宿通り商店街は、防火建築帯となっている。 鴨川以南の旧市街地である本町、新宿、新角川、上口などは、明治時代、北陸街道が通り賑わったが、現在は閑静な住宅地と化している。 県道135号(旧国道8号)の魚津警察署付近から江口にかけての沿線は、スーパーやホームセンター、ファミリーレストラン、ヤマダ電機、ケーズデンキ、スーパー原信などのロードサイド店舗が多く出店している。 近年、住吉地区の国道8号と県道135号(旧国道8号)にまたがる地域には、アピタ魚津店、米三(旧ホームマートピエザ)、ウエルシア、パワーコメリホームセンター、新川ハウジングプラザみらーれ(常設住宅展示場)などの郊外型商業施設が多く出店している。 住宅街 中心市街地に隣接する住宅地は、おもに本江地区や吉島地区、魚津駅西側の地区に集中する。 郊外では平和台、青島、吉島、東尾崎地区などに所在する。青島地区は、1952年に市営住宅が完成してから、宅地化が進んだ。 東尾崎地区は、1980年代後半に川の瀬地区(一部、木下新含む)に公団や促進住宅が建設され平成に入ってから宅地化が進んだ。 経田漁港のある経田地区も住宅街が所在する。 その他 市が運営するコミュニティバス“魚津市民バス”があり、市街地循環路線、郊外路線を有している。 中心市街地および経田地区のほとんどの地域で住居表示が実施されている。
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