岸岱とは? わかりやすく解説

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岸岱

読み方がんたい

江戸後期画家京都生。岸駒長男。名は昌岱、字は君鎮・虎岳、号を卓堂・紫水・同巧館等。父から画を学び山水花鳥獣類等を描き以来伝統である虎を得意とした。また書も能く文章にも優れる。慶応元年1865)歿、84才。

岸岱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/06 19:49 UTC 版)

岸岱(がんたい、天明2年(1782年[1]または天明5年(1785年[2] - 元治2年2月19日1865年3月16日[3])は、江戸時代後期の絵師岸駒の長子に生まれ、岸派の2代目として継承・発展させた。名は若い頃は国章、のち昌岱。字を君鎮。別号に卓堂、虎岳、紫水、同功館など。


  1. ^ 岸岱筆「群仙琴棋書画図」(敦賀市立博物館蔵)に「天明壬寅吾召(?)降」という朱文長印が押されており、この「天明壬寅」とは天明2年に当たる。更に、他の岸岱作品の年記とも合致する(敦賀市博(2005)p.72)。
  2. ^ a b c d 地下家伝』。
  3. ^ 『京都名家墳墓録』。
  4. ^ 白井華陽『画乗要略』
  5. ^ 徳川美術館編集・発行 『名古屋開府四〇〇年 徳川美術館・蓮左文庫開館七十五周年記念 春季特別展 王者の華 牡丹』 2010年4月10日、pp.83、156。
  6. ^ 水尾(2004)p.28。
  7. ^ 宮内庁三の丸尚蔵館編集 『虎・嗣子・ライオン ―日本美術に見る勇猛美のイメージ 三の丸尚蔵館展覧会図録No.51』 菊葉文化協会、2010年7月17日、pp.14-15。
  8. ^ 金沢市立中村記念美術館編集 『金沢市立中村記念美術館所蔵品図録1 書画編』 財団法人 金沢市文化財保存財団、1997年3月31日、第60図。
  9. ^ 田窪恭治監修 伊藤大輔責任編集 『平成の大遷座祭斎行記念 金刀比羅宮の名宝─絵画』 金刀比羅宮、2004年、pp.294-295,393-394
  10. ^ 兵庫県教育委員会文化財課 兵庫県立博物館準備室『近世の障壁画(但馬編) 』 但馬文化協会、1982年7月、pp.24-48,133-134。
  11. ^ 富山市佐藤記念美術館編集発行 『特別展 とやまの寺宝 ―花鳥山水 お寺に秘された絵画たち―』 2014年10月4日、第19図。
  12. ^ 公益財団法人 泉屋博古館編集・発行 『泉屋博古 日本絵画』 2010年11月1日、pp.150-151,223-224。
  13. ^ 『春嶽公記念文庫名品図録 続編』 財団法人積善会、1985年8月26日、pp.111、323。
  14. ^ 史跡草津宿本陣/所蔵品紹介│草津宿 ~東海道と中山道が出会うまち~ 草津宿街道交流館│史跡草津宿本陣
  15. ^ 朝日新聞社文化企画局大阪企画部編集・発行 『皇室の御寺 泉涌寺展』 1990年、第49図。


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