岩壁画
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先住民の描いた壁画が、このカカドゥ公園内に3000以上発見されている。描かれた絵は、時代によってモチーフ・技法が異なっているが、中でも有名なのは、レントゲン技法で描かれた壁画である。 レントゲン技法で描かれたものは、主に紀元前5000年以降のもので、淡水魚やカメ、カンガルーの骨格や内臓が表現されている。
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岩壁画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 00:36 UTC 版)
岩壁画は島に限らずケニア国内外の様々な場所でみられる。これらはトゥア(Twa)という古代の狩猟採集民によって描かれたもので、雨乞いのために描かれたと考えられている。スバ人は約200年前にこの地域にやってきた際に、雨乞いの儀式としてこの場所を利用していた。 ムファンガノ島のマワンガ洞窟は船着き場から徒歩5分の所にあり、ビクトリア湖流域周辺の多くの場所で見られるものと様式が似て、赤と白の同心円、螺旋、雷の模様を描いている。これらは1,000~4,000年前に描かれたと考えられる。 島の高台にあるクィトネ洞窟にも同様の芸術が残されており、マワンガ洞窟のものより色彩や躍動感に富んでいる。部族の長老らが説明するには、彼らは戦や揉め事が生じた際に、平和をもたらすよう先祖に助けを乞うために洞窟を訪れていた。ここに来る際は、場所の名前を述べたり誰かに来訪することを告げてはならず、また来訪前には斎戒することになっている。 約200年前の部族抗争の際に、ある部族が洞窟の中に逃げ込み、女性を戦士に扮装させて勝利を収めたという伝承が残る。現在でも、島の人々が様々な企ての勝利や成功を先祖に祈願するときに訪れることがある。クィトネ洞窟は今では特別な儀礼の役割は果たしていないが、聖地として周辺の木々の伐採が禁じられている。洞窟にはスバ民族コミュニティ平和博物館からのガイド付きで訪れることができる。
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